秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

夜桜見物

2006-04-13 | 四季折々・色とりどり
大阪は桜ノ宮にある造幣局の「桜の通り抜け」が昨日から始まりました。電車で7分ほどのところに住んでいるのに、30年ぶりぐらいで夜桜見物してきました。

1883年(明治16年)から続く大阪の春の恒例行事ですが、ニュースで見るだけで実際に足を運んだ人は意外と少ない。

大川沿いの南門から北門までの560mほどの通りに、遅咲きの八重桜が主で123種、363本あるそうです。

今日も四月とは思えない寒さで、桜も満開まではもう少し日にちがかかるみたい。

皆、携帯電話のカメラやデジカメで写真撮るのに熱心でした。

30年前も仕事帰りに同僚と訪れて、そのあとタクシーで北新地まで乗り付けたことしか覚えてない。
昨今ほど屋台なんかでてなかったし、川沿いで宴会もしてなかった。

最近の花見のにぎやかでたいそうなこと。

呼吸を観察する

2006-04-11 | パワーヨガ
この前、TVのあるある大辞典で「呼吸でやせる」特集がありました。意外と息を全部吐ききっていない人が多いそうです。ちょっと腹筋も使って、吐くことに意識を置いたらやせるんだって!

パワーヨガを始めて2年目に入りました。1年前には苦しかったことが少しずつでもできるようになって、続けることの大切さを実感します。

レッスン中、先生は常にアドバイスやら注意やらを交えながら、次する体位の指示をされます。

1年前はついていくのが必死だったから聞き逃していたんだと、今になっては思いますが、いろいろ含蓄あることをいわれてます。

今日は「呼吸を観察する」という言葉が新鮮でした。

普段無意識でしている呼吸ですが、呼吸はすべての武道や修行の根幹にあります。

北斗のケンシローははぁ~と息を吐きながら経絡ヒコウを突きます。
ドラゴンボールでも、カメハメハァ~と気の塊を打ちます。
攻撃する時には気合と一緒に息を吐いています。

少林寺拳法だって、当身の5要素というのがあり、その一つに「虚実をつく」ということがあります。
ちょうどよい間合いで、急所を的確な角度で攻撃するにあたって、相手がぐっと力みなぎっている「実」の時と、息を吸う瞬間の「虚」の時では、同じ攻撃でも有効度が異なります。

ストレッチでも息を止めずに、息を吐きながらするとびっくりするほど柔軟性が増します。

ほんとに息を吐くことは不思議です。

喘息でも、気道が狭くなって息苦しくなった時に、息が吸えないとパニくったらダメなんです。

苦しいながらも、できるだけ気持ちを静めて息をそぉ~と吐くことが肝心です。

心臓も胃腸も自分の意思で動かすことはできません。
呼吸だけが、しばらくの時間であっても止めたり、早くしたり深呼吸したり、肺は内臓の中で唯一のコントロールできる器官だそうです。

それがゆえに様々な修行は呼吸、調息を大事にします。

ついつい忘れて息が上がったり、ドキドキしたり…
ここ一番は深呼吸して、自分の息は自分でコントロールできるのを忘れないようにしたいものですね。

喘息で何度か危ない目にあって、何とか生きながらえたのは、以上のことと、あと脳の関係を知ってからですが、これを書くと長くなるのでまた今度。

鋼の肉体と強靭な精神力

2006-04-09 | 少林寺拳法
阪神の金本知憲選手が、今日連続全イニング出場で世界新記録の904試合。怪我してても出場した不倒の大記録です。

打撃に必要なパワーや走塁に不可欠な脚力を求めて、もくもくと厳しいトレーニングを続けている副産物が、この記録なんだそうです。

まだ38歳ですから、これからも記録はどんどん塗り替えられていきますね。

先だってのWBCで優勝してくれたおかげで、王監督やイチロー選手、お二人の持つ記録が世界に通用する大記録であることを証明してくれました。

この度の金本選手の大記録も世界に誇れるすばらしいものですが、この続けるという点でさらに一段と難しいものと思います。

ベンチウォーマーではなく成績を残しながら全イニング出場なんて、言うのは簡単ですがそうそう誰にでもできることではありませんよね。

この大記録と比較するのはちょっと…ですが。

少林寺拳法の守口三郷支部のM先生は、少林寺全国デモチームの選抜メンバーです。
去年の学生大会でも乱捕りを披露し、52歳ということで拍手喝さいをあびたそうです。

先生も普段からトレーニングで鍛えておられます。
そして常々言われることは、もう年やからとか、女やからとかできないとか、心でブレーキをかけてはいけないと。心がひるむ前に、まず自分の体を整えて鍛えろと。

頭ではわかってるねんけど、ね。

ワコルダー

2006-04-09 | 日々是好日
今冬は体のあちこちが痒くて、周りからいよいよ老人性乾燥肌の仲間入りやぁと笑われてましたけど。寒い時のお風呂はお湯だけでは物足りなくて、いろいろ入浴剤を試します。なんとなくほっこり、すべすべになるような気がして。

玉川温泉の素を入れた時は、さすがに硫黄のにおいがきつくて肌にまで染み付くようで1回でやめました。

ドイツのクナイプのバスソルト・ヘイフラワーは、家中にいい匂いが漂ってちょっとリッチな気分が味わえました。

昨晩初めて、クナイプ・バスオイルのワコルダーを試してみました。
お肌はすべすべ、痒くもならなかった。

顆粒のソルトタイプに比べて3倍のエッセンシャルオイルが配合され保湿効果も高いみたい。

ワコルダーはヒノキ科の針葉樹の葉。
筋肉疲労や肩こり、腰痛に効果があるとされています。

フランスでは病室の空気清浄に使うところもあるそうで、シップのような匂いでもありますが、よく言えば森林浴です。
この匂いは好き好きがあるでしょうが、はまりました!

クナイプで検索したちょっと詳しいウンチクをご紹介。

クナイプは、今から100年位前にセバスチャ・クナイプ神父の水ハーブによる治療法から発見され、今ではドイツ各地のクアハウスと呼ばれる温泉保養施設等でクナイプ療法が用いられてます。
バスソルト、バスオイルはクナイプ療法の精神に基づいてつくられたハーブの精油の入浴剤とされてます。

ではお風呂いってきま~す。


今日のランチは460円

2006-04-08 | スピードクッキング
自分で作ったわけではないけれど、なんてったって吉野家のテイクアウトはスピードが魅力です。最近カレーにはまって、1週間に一度ぐらいの割合で食しています。カレーが290円、卵が80円、白菜漬物90円で合計460円。

カレールーには人参のみじん切りくらいしか見当たらず、肉は入っていませんが、カレースパイスのバランスが好みです。
牛肉エキスに、ひょっとしたら脳髄入ってたりして、なんて言いながら食べてます。

1月にインド行ってから、カレーのスパイスが薬膳料理であることを再認識。
微妙なスパイスの調合が未病を防ぐ。

なんて体にいいことだけを思ってるわけも無く、
ただ単に安くて結構おいしくておすすめです。

旧札20兆円超

2006-04-06 | 世情雑感
最近レジに入ってくるお金も旧札は少なくなりました。時々1万円札があるぐらいで、千円、五千円はほとんど見ません。千円札にいたっては新札でもかなりくたびれた汚いのが増えてきています。

2004年11月に発行されて、順次置き換わってきた新札、今年の3月末で普及率は68.2%だそうです。今春にはすべて置き換わる予定だったとか。
この普及率、去年5月末で50%を超えてから伸びが鈍化しているそうです。

金融機関から日銀に戻る紙幣の90%はすでに新札で、20兆円を超える旧札はどこいったとなると、たぶん各ご家庭のたんす預金ではないかと見られているらしい。

若い頃から月謝や人様にお渡しするお金は新札でしてきました。
個人的にきれいなお金が好きなので、委託返金もすべて新札に両替しています。

委託返金を用意する月末には、新札に変えるためスタッフに何度も金融機関に足を運んでもらっているので、えらい迷惑な趣向やと思われているかもしれない。

現在400人近く登録されている委託者、そのうち2人の方がお金は皆一緒、新札はくっついて2枚渡したりしやすいから、使い古しをくださいといわれます。
それ以外の方は、新札を喜んでくださる方少々と、なんとも思われていない方ほとんど?

コインはパックされていて新しいのだけを両替できません。
少しでもきれいなのをお渡しするようにしてますが、ここ数年、5円玉の汚いのが非常に気になります。
デノミで造幣を控えているのかなと思ったりするほどです。

フランス・デモをくぐりぬけてきたスーツケース

2006-04-05 | 世情雑感
去年は中国の排日デモ、今年はフランスの雇用問題に対する学生デモ、アメリカの移民問題のデモ、世界各地もめてます。日本のメール問題なんてかわいいもんですね。

国際ニュースで時々写る画像を見てると、すさまじい様子で日本で行われるデモとは様相がかなり違います。

ちょうどフランスで1回目のデモが行われた3/23の翌日から、イギリスへ卒業旅行に出かけていた娘が3日間パリへ行くことになっていました。

日本を出る前に国際携帯電話が可能なボーダーフォンの機種に変えていってましたから、すぐに連絡がついて便利でした。

ネットで調べて慎重に行動するということで、ユーロスターで翌24日にパリへ渡りました。
次の28日の大規模なゼネストまで巻き込んだデモまでの間は平穏だったようです。

デモの集会場所と予定されていた公園が、宿泊ホテルからすぐ近くのところだったらしく、28日はデモが始まるまでに早めに出発してロンドンへ戻ると言っていた。

時差がありますから、日本では3/28夜心配して電話しても繋がらないし、向こうからメールも届きません。

29日明け方4時半ごろやっとメールが届きました。
「先ほどこちらを夜8時半のユーロスターに乗れました!もう一安心です」
詳しくは書かれていませんでしたが、大変だったことが伝わりました。

発表された参加者数が105万5000人。
それはそれはすごい人、人の波で、学生などデモ参加者は腕にワッペンをつけているが、それ以外の暴徒化した人たちもうようよ。

ホテル近くの地下鉄で3駅乗ると、ユーロスターの駅に行けるのに、地下鉄はバリケードが張られもう乗れない。
もちろん人の波でタクシーも動いていない。

どうしようと思案した挙句、その3駅間をスーツケースを押しながら走り歩くことにしたそうです。

家にたどり着いたスーツケースは、キャスターが一つ取れて、引き手も無くなっていました。

飛行機着いた時に、航空会社に申し出たら結構弁償してくれるらしいでといったら、飛行機の荷物上げ降ろしで壊れたわけちゃうねん。

ヨーロッパの道は古くからの石畳、きれいに舗装されたアスファルトではありません。
さぞかし大変な思いをしてスーツケースを押して歩いたことでしょう。

写真は?といったら、それどころちゃうわぁ~
ガラス割られたり、車ひっくりかえってるし、パンパンって乾いた音するし、ユーロスターに乗られへんかったらとものすごく不安で、…

無事に帰国し顔を見るまではほんとに心配でした。
なまじっか繋がる電話があると、中途半端に事情がわかるから余計に不安になります。

便利と引き換えに、携帯電話って罪なとこありますよね。

パスクワーレ・ブルーニ

2006-04-04 | ブランド
この指輪の画像は、パスクワーレ・ブルーニのサイト・トップページがもらってきました。
娘が卒業旅行から戻ってくるまでjpgに変換することができなくて、
アップが今日になってしまいました。

ウルルン滞在記は、世界のあらゆる場所のおうちに滞在して様々な体験を追いかけた番組です。
単なる観光とは違った興味深さがあり、特に仕事柄ヨーロッパの工房に行く時は忘れず見るようにしています。

今までも靴のフェラガモや時計のアラン・シルベスタインなどおもしろかった。

3/26の放映は、女優の持田真樹さんがイタリアのパスクワーレ・ブルーニを訪ね、
ホワイトゴールドのオリジナルネックレスを作りました。

ゴージャスで見てるだけで楽しくなるデザイン。
このブランドのクリエイティブ・スピリッツは
Body and soul (身に着けることによる心の豊かさ)だそうです。

日本は今職人さんが生きにくい時代です。
国宝級になれば話は別ですが、そこまでたどり着けなくとも、
若者が精進して一人前になり、いいものを作りたいという土壌が失われているのではないでしょうか?

大量生産の工場としての地位を東アジアの国々に譲ったら、
今度は付加価値をつけたものを作らないと世に受け入れてもらえません。

欧州の伝統あるブランドが、
次の世代を育てながら新しいものを生み出していく工房のあり方に、うらやましさを覚えます。

今の日本のニートをはじめとする若者の実情を思うと、
企業に勤める以外の職人さんとしての生き方のバリエーションが
もっと充実してくれたらいいなと思います。

しかし学校教育のうちから、こうした地道な職人としての修行を好ましいものと捉える価値観をまず植えつける必要があるでしょうね。

自他共楽

2006-04-02 | 少林寺拳法
今日の大阪は雨模様。天満橋から大阪湾へ下る北浜のほうを望んだ大川沿いの桜は、3分咲きで小雨にけぶっていました。お招きいただいた少林寺拳法の後輩の結婚式の帰りに写しました。

いずれ結婚通知状が皆に届いた頃に、今日のお式の画像に差し替えます。
今の所はまだ口外禁止、喉元まで出掛かっているのを押しとどめるのがつらい。

新郎・新婦は少林寺が取り持つ縁で出会われましたので、恐れ多くも乾杯の音頭役が回ってきました。
乾杯前の長い挨拶はうんざりですから、お二人の6年半に渡るエピソードを長々とご披露するわけにいきません。

それで少林寺拳法の修行の目的を、1分間だけ辛抱して聞いてもらうことにしました。

第2次世界大戦後の荒廃した国土と人心を取り戻すために、少林寺拳法を創始した開祖・宗道臣は、二つの大きな目標を掲げました。

一つは自己錬鍛、日々の稽古をとおして体を鍛えると同時に、くじけない強い心を作ること。

二つ目は自他共楽。これは開祖の造語で、世界中でも珍しい理念だそうです。

自分の利益や幸せだけを追い求めるのは利己的過ぎる、かといって自分はいいから周りの幸せをというのも偽善的過ぎる。

自己の幸せを願う半分を他のものに向けれる余裕をもちたいというのが、開祖の願いであり、少林寺拳士の目的となりました。

少林寺の教えを忘れずに、幾多の困難を乗り越えていってほしいと思います。
お二人の末永い幸せと皆様方のご健康とご多幸を祈念し、自他共楽に乾杯!

「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」