秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

蓮の実の数珠

2011-08-26 | 世情雑感
TMさんのブログでは、杭州旅行で蓮の実を食べた話を書かれてました。

私はレンコンは好きですが蓮の実は食べたことない。
でも家には数珠があるので、その画像をこちらのブログでご紹介することになりました。

実家の宗派は融通念仏宗で、平野にある本山・大念仏寺にて賜って来て下さった住職さんが、数珠はたしか蓮の実だと話されてた。
調べたら、本式の数珠は、房は天台とおなじであるが、
主玉は真言宗の半繰念珠と同じで蓮の実54個が通されていることがわかった。



蓮の実で検索してたら、ギリシャ神話にも登場する蓮の実。
長居植物園ブログ
 


仏教を象徴するものとされている蓮の花。
法華経も妙法蓮華経といい、蓮を教えの象徴としています。
また仏像の多くは蓮華の上に座ってますし、高僧やお寺の名にも用いられています。
蓮は泥沼に生え、その花を咲かせます。
濁りきった俗世にいても、清らかな心でいなければという教えにつながります。

そして蓮は花が咲くときにすでに実がなっており、これを因果一如・生死即涅槃ととらえ、仏の教えを象徴しているとされます。
陀羅尼集経によると観音様を信仰されている方には蓮の実の数珠がよいとされているようです。

数珠のことを記した経典の多くは菩提樹の実を最上としています。
「仏説校量数珠功徳経」によると
数珠を持って経を読むのに、真珠や珊瑚の数珠なら一遍にて福の百倍を得ん、
蓮の実なら 福の万倍、水晶なら万々倍、菩提子ならその福無量にして算数すべからず…と説かれているとか。




真ん中が融通念仏宗の蓮の実数珠

左は普段一般のお通夜や葬式に参列するときの片手数珠、
珍しい天然石の数珠で、宗派の別なく使ってます。
20年ほど前にデパートで3万円以上支払いましたが、ぼったくられてますね。

右は昔、母が高野山で購入した数珠で、真言宗派数珠タイプで母玉の中をのぞくと弘法大師像が見えます。
みやげ物用数珠なんでしょうか。


13 コメント

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蓮の実 (通りすがり)
2011-08-27 12:10:25
私は子供の頃、学校に行く時や
帰りに「バンチョ」をよく食べました。
私の所、門真市では河内蓮根と言い
実は「バンチョ」と呼んでいます。
ご参考になれば…
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Unknown (TM)
2011-08-27 20:04:24
蓮が枯れるころに実を取り出して、数珠にするんでしょうね。それにしても、蓮の実の数珠はしっとり手に重みを感じるような気がします。

それからブログを紹介して下さって有難うございます。新たに、杭州の茶館で食べた蓮の実の写真を載せました。こちらはまだ青い蓮ですが、奥の核のような小さい実は白っぽい色でした。
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通りすがりさんへ (おざさ)
2011-08-28 11:28:50
コメントありがとうございます。
蓮の実を「バンチョ」というのは初めて知りました。
どこかで売ってたら教えてください。
門真に親戚がいて、昔はお正月を迎える前にはクワイとかレンコンとか下さったものでした。
ということは湿地帯?
地震の時は液状化が心配ということになりますね。
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TMさんへ (おざさ)
2011-08-28 11:31:16
蓮池で釣り糸をたらす仙人のお皿、いいですね~
私も欲しいです。
蓮っていろいろ含蓄深い花でもあり、実でもあったのですね。
レンコンとして食する部分は茎なんでしょうか?
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バンチョ (通りすがり)
2011-08-28 18:49:00
売ってはいないと思います。
お盆の時には蓮の花が仏前に供えていましたが
「蓮の実」としては古川橋の「松屋」さん(ルミエールホールの側の店)で形だけ似せた甘いお菓子売っています。私は甘党もいけるので本物より好きですo(^-^)o
親戚の方はよく知っておりますヘ(^^ヘ)
ご希望ならバンチョお送りしますが…
送れるか?聞いてみます
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通りすがりさんへ (おざさ)
2011-08-29 11:52:26
バンチョで検索しておもしろい民話を見つけることができました。
昨日見てきた大楠の脇にあった白龍社のまつわる話でした。
また近いうちに記事にしますので見てくださいね。

バンチョ、是非食べてみたいです。
お手数をおかけしますが、・・・
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 (りひと)
2017-02-03 19:28:57
台湾の方から教えて頂いたのですが蓮が日本では仏教と密接に結びつく場合にだけ出てくるのにびっくりしていました。宗教だけでない文化の中で身近なお花なのでしょうね。
また白河と白荷は蓮の代名詞みたいなようで白荷の方が高貴みたいですよ。日本は稲荷とか荷物とに使われイメージが違うようです。
また、驚いたのは日本ではお花から上、水面から上しか絵の中に入れませんが台湾では根までが大事で水面から下も絵の中で表現されていました。

湿地や泥ってなにか汚いとか不浄とか日本では思いガチですけどなにか大事な物をはらんでいそうです。地震でも液状化の目安ですし。

そう湯島の庭園がすこし変わったのかすのこ上の物があり覗いたら蓮がありそうでした。今後も楽しみです。あそこの庭師さんたち凄いんですよ。

名古屋方面には泥の付く神社があり気になっています。泥の中に何か財がありそうで、薬的なのもありそうにも。そうの神社には県っていうのもつくので全国の県主(あがたぬし)も気になっています。蓮の意味合いはすこし台湾と近い知識を持っていたんではないのかなあと。

蓮の実って何か接点あったような気もしますが思い出せずです。石でない数珠素敵ですね。大昔家族が外国だったかで木の数珠頂いてきて何か守りになってその後バラバラになってまたくっつけったような。石から木への変化も気になります。土器は土や砂ですけど、木の土器ってのもあるようですね。石の前か並行していたのか?糸巻き系の何かも木製と石製とがあります。

蓮は奥が深いように思いますね。6744
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りひとさんへ (ulala)
2017-02-04 16:24:35
レンコン、食べるの好きです。
ハスの花も素敵ですよね~
まさか実でできた数珠までとは思いもよりませんでした。

インド行ったときには沙羅双樹の数珠買いました。
娘にあげたので、幹の木を削ったのか実だったのか忘れました。
インドの旅行記録をこのブログで見たけど画像も残ってなかった。
当時はひとつの記事に画像一枚しか載せる技しか知らなかったもので。
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私もレンコン大好きです。 (りひと)
2017-02-05 17:01:59
根っこって意味深いかも?根の国なんて表現もありますけど土から下は誰もみようとしませんけど奥が深いですよ。日本は特に見ないようにも。

ちょっと今調べている事で百合の神紋的な意味合いが気になっています。というのも父が百合好きだったので亡くなってしばらくの間は百合が常にあって花粉ついて落ちなくなったりと大変でした。でも今は時が経ち故人への供養でないお花はだんだんコスト削減できています。すいせんも好きでしたね。

どうやら台湾では確かすいせんがお正月に大事なお花でそれも根っこをつけたまま売っているようなのです。台湾ではどうやら根っこへの思い入れあるようですね。普通の時期にその辺にすいせんが咲いているのにびっくりしたようですよ。

そこで思い出したのがゆり根です。料理でも入っていましたね。根っこを食べる物は結構ありますし、栄養ありそうですね。知識がないと出来ないでしょうね。

百合の神紋はイサカワさんがあるのは知っていたのですがもう一つ発見しました。出雲の地形的にも超大事なみ晴らしの良さそうなところ、出雲をグーグルマップでみたら出雲大社のあたりって水没して宍道湖とくっ付きかねない時代もあったかもと。そこに朝山神社って所があります。そこが百合みたいです。おまけに祭神がですよ神産巣日系の美しい娘のようです。私が探している鳥の姉妹(一説には貝の姉妹)と関係しそうで。大国主さんが朝会いにくていたほどぞっこんだったみたいです。うさぎの件ですけど松江の松平さんはこっちの方まで何か関係あった記憶があり白い鳥、さぎだったかうさぎだか。神産巣日さんは私が特に大好きなので次回出雲ならば行きたいです。
いさかわのゆりの由来まだ調べていませんが白だろうとも。みにくいアヒルの子でも白になったら美しいと。神田の馬は少し白くなったと言っていたらしいけどまだまだ黒そうです。

まずイサカワの百合が根っこ付いてるか?奈良のイサカワと出雲の関係はないのか?黒い馬が白くなるまでに分かるといいなあと。
その時は蓮も仏教だけでなく見直されているでしょうね。そうそう近江の方は蓮の葉でお酒飲んだみたいですよ。どうやら天然ストローのようです。蓮をお花だけでなく、その植物をあます事なく知り生活に生かしていた民族はいたようですよ。
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りひとさんへ (ulala)
2017-02-06 15:13:09
ゆり根も好きですよ~
けれども昔ほど料理に使わなくなりました。
水仙の花も、強い匂いも好きです。
台湾では根っこつきでお正月に販売されてるとは知りませんでした。

琵琶湖のハスといえば、確か去年、草津のはすが全滅したというニュース見ました。

金剛山へ雪中登山に行ったつもりが雨で雪はほとんどありませんでした。
にもかかわらず強風でロープウェイが運休ぢ、今朝は特別に下まで車で送迎してもらえました。
この後は寒波で嵐になる予報出てます。
往路、途中の観心寺で思いもよらない珍事発生し、如意輪観音さんの威力に驚きました。
今日中に記事にしようと思ってますのでまた見てください。
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