秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

吉野の金峯山寺★百聞は一見にしかず

2012-04-11 | おでかけ・近畿
吉野の桜は全国的に有名で、いつかチャンスがあれば見たいと思いつつ、
実際に見たことある人は身近でもあまりいない。

同じ花見に行くのなら、金峯山寺(きんぷせんじ)の花供懺法会(はなくせんぽうえ)も見てみたいと。

毎年吉野山の桜が満開となる4月10~12日に行われる行事です。
雨の降る中、吉野へ行ってきました。



「吉野山・蔵王堂特別拝観券付き割引きっぷ」を利用しました。
近鉄阿倍野から吉野までの片道950円の往復乗車券と
特別拝観券1,000円で合計2,900円が2,570円とお得なセットです。


吉野山が桜の名所となったのは、
金峯山寺を開いた役行者(えんのぎょうじゃ)が
蔵王権現のお像を桜の木で刻んだことから、桜が保護・献木されたからです。

蔵王権現のご神木・山桜の満開を御本尊に報告する行事は、
4月10日  花供千本搗き・女人護摩
4月11日  大名行列・花供懺法会
4月12日    〃 採灯大護摩供厳修

千年の歴史を持つ金峯山寺の伝統法会です。
奴行列を先頭に金峯山の鬼、お稚児さん、山伏、僧侶、
そして行列の最後は管長猊下が乗られた大名籠と続く十万石の格式を持った行列が行われます。

残念ながら今日は朝から雨で、大名行列は中止。
山伏さんが仁王門から入場行進されて蔵王堂まで進まれました。






蔵王堂の中ではお坊さんの読経されるまわりを、
たいまつを掲げて廻られるお坊さんがいたり、
鬼役がウロチョロしてたりしているのがチラッと見えました。

特別拝観のチケットのおかげで間近で見ることができました。


そのあと護摩壇で矢を射たりする清めのようなことをされてました。

午後1時ごろから『御供撒き』といって
10日の千本搗きで搗かれた餅を撒くが、今年は雨のため手渡しで渡すと聞いてました。
しかし、その時間まで待っていると、
中千本、上千本、奥千本の桜を見に行けないので12時過ぎには金峯山寺を離れました。

ちょうど今、金峯山寺では秘仏である御本尊・金剛蔵王大権現が開扉されていて、これも今回の大きな目的でした。
 
  続く

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