青森の津軽旅、最終回です。
道中バスガイドさんから、ブナの木が果たした役割は大きいと聞きました。
ホテル竜飛で食したホタテもアワビも立派で超美味しかった。
旅の初日夕刻宿入りする前に、
奥入瀬渓流へ立ち寄りました。
足元おぼつかないし、過去2回訪れ渓流沿いを歩いてるので私は写真撮って戻りました。
主にブナの林です。
向かう車中からもブナ林満喫できました。
とても印象に残ったので青森の旅最後に記しておきます。
青森のブナ林が水を蓄え水源となり、陸奥湾に流れ込む。
その滋養ある水は陸奥湾の魚介類を育む。
陸奥のホタテ立派でしょうと話された。
縄文時代からそうだったんですよって。
遺跡ガイドさんよりずーっと興味深い話だった。
日本の中央高地から東北・北海道南部にかけて広がるブナ林帯には、縄文時代以来、独自の農耕文化・生活文化が営まれてきた。
米の代わりにヒエ、アワ、キビ、ソバなどの雑穀を栽培し、ダイコン、カブを植えた。また、馬を主体とする畜産の技術もあった。
照葉樹林文化を基盤とする大和政権が東漸するまで、まったく異なる文化が花開いていたのだ。
ブナやナラは建築・家具・道具類の用材、燃料材にとどまらず、その森林は水源涵養林としての機能を果たした。
ブナやナラは建築・家具・道具類の用材、燃料材にとどまらず、その森林は水源涵養林としての機能を果たした。
また、繊維作物として大麻を栽培し、シナノキからは科布を織り、チシマザサで竹細工を作った。
ゼンマイなどの山菜、キノコなどは食糧源となった。
さらに木々の実は人間ばかりか森に棲む動物たちの食糧ともなり、かくして狩猟による収穫は増加し、農耕に頼らない生活が可能であった。
ブナと縄文で他にも興味深いのいっぱいヒットしますね。
ホテル竜飛で食したホタテもアワビも立派で超美味しかった。
どこで獲れたか聞いてないけど。
日本各地で山間部の森や農地が太陽光発電パネルに置き換わってます。
今もう一度、再生エネルギーも含めてよく考えないと、
取り返しつかないことになりそう。
そんなこんなも含めいい旅でした。
最後まで旅の記録みてくださってありがとうございました。
昔と違ってどこでも食べられるようになりましたが、やっぱりその土地のものはその土地でいただくことが、きっと体にもいいのだろうと思います。
ブナの記事も後でゆっくり読みます。
竜飛ホテルの帆立は、厚みもありましたが、旨みも十分で美味しいなと言葉に出ましたよ。
味の深みは、陸奥湾に流れ出たブナがもたらしたものなのかなと、
縄文からええモン食べてるなと思いました。
翌日昼食は五所川原のホテル、ここも魚介類や海藻類の鮮度良くて満足(๑˃̵ᴗ˂̵)
津軽の食の思い出ええモンに上書きできました。