秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

うなぎつなぎ 目くじら 豆しぼり

2014-07-29 | シチの目
7月29日(火)は土用丑の日
どこのお弁当屋さんもうなぎづくしです。

最初の画像は、「うなぎつなぎ」と名づけられた小紋文様です。
鰻の蒲焼きを「串」の字に見立てています。


    「小紋雅話」寛政2(1790)年
江戸時代後期の戯作者、山東京伝によるデザイン本です。

「うなぎつなぎ」を読み下すと、
鰻つなぎ。うらみつらみの地口のようだ。腎腎した人、この裂を褌にして妙なり。

腎虚した人とは、精力減退した人のこと。
当時、精力のもとは腎臓にあると考えられていたから。
精力つけるには今も昔もうなぎ!

なぜ、山東京伝のデザインに興味を持ったかというと、
4月に和歌山県太地のくじら館でみたトイレットペーパー



この「目くじら」は熊野染めで、鯨の目を横にして「目くじらを立てない」




他にもいろいろありますよ → こちら

山東京伝のはだじゃれとかでそれはそれで面白いけれど、
日本手ぬぐいといえば、豆絞り


かつてはこの文様を枝萩と呼んでいたと書かれてあります。
板絞りで●を染めたものが繋がって、まるで萩の枝のようだったかららしい。
祭りの手ぬぐい定番の柄です。



日本手ぬぐいの和柄いろいろあって手ごろなお値段で買いたくなる。
とうことで、ネットショップで昨日注文しました。
届いたらまたご紹介しますね。