この前、保護司会主催の合同研修会がありました。
市内の中・高指導主事はじめ各種団体が寄り集まって情報を共有します。
今年は39回目です。
警察署長さんのスピーチも秋葉原無差別殺傷事件から始まりました。
何年か前の寝屋川での殺傷事件の時に担当刑事だったそうで、昨今の若者の無謀で短絡的な犯行に話が及びました。
市内全域の話を聞いてから、4つのグループに別れディスカッション、携帯の指導や学校裏サイトのことが話題になりました。
ある中学校教師の話によると、
生徒が「めっちゃムカつく~」っていうので事情を聞くと、
携帯サイトの掲示板に悪口を書かれたとか、
仲間しか知りえないサイトに侵入されただとか、etc
とてもついていけません。
携帯は電話して簡単なメール送信するのが精一杯ですわ。
同席した皆々、うなづくばかり。
最近の女子高校生は、二つ携帯持つらしい。
一つは家族割引などで、番号公開している公式携帯。
もう一つはグループ間なら1日中無料通話できる携帯電話を使い分けるらしい。
今までにも何度か書きましたが、保護観察対象者は携帯電話番号よく変わります。
メールアドレスなどもあっという間に変えるので登録対応に追われます。
よくまぁ面倒くさくないことだよ。
今、話題の「
学校裏サイトチェッカー」で市内小中学校を検索したけれど、登録されていませんと表示されました。
学校裏サイトは38000もあるといわれ、まだまだ100分の1程度の登録です。
発見したら通報してくださいと呼びかけていました。
裏サイト自体が悪いわけではなく、そこに誹謗中傷を書き込むことが問題に繋がる。
自分の悪口書かれているのを知れば、誰でも心穏やかにはいられないはず。
やっぱり匿名っていうのは問題多しですね。
携帯もパソコンもインターネットもなくなることは無いのだから、取り締まったりするだけで解決にはならないでしょう。
とりあえずは、人間として、していいことと悪いこと、命の尊厳などを小さいうちから叩き込む、しかないのかなという結論に至った研修会でした。