覚え書きのようなもの・・・分室

私の好きな音楽のこと(主にクラシック)や日々の出来事、思ったことなどをつたない言葉で記してみます

ホロヴィッツのシューマン「アラベスク」

2005年08月17日 | 音楽
・近々、私が大変お世話になった方が東京を離れて地方へ引っ越されることになり、昨日は友人と二人でご挨拶に行ってきました。その方には私が今の仕事をするにあたって一番の基本を教えて頂き、何かにつけて本当にお世話になりました。何か少しでもご恩返しができれば、と思っているのですが未だ叶わぬまま。とても複雑な思いでいます。

・今日聴いたのはシューマンの「アラベスク」。ホロヴィッツの演奏で聴きました。シューマンだけでなくピアノ曲のジャンルを代表する名曲です。短い曲ですがその中に様々な感情が複雑に入り組んでいます。曲の最後、夢見るような美しい部分にくるといつも胸が熱くなります。

・ホロヴィッツのシューマン、いいですね。「クライスレリアーナ」のような大曲もいいですが、この「アラベスク」や「花の曲」のような小品がまた素晴らしいです。この演奏を聴いていると魔法にかけられたような気分になります。全体の音色の美しさはもちろん、場面ごとの音色の変化、使い分けが見事だと思います。
コメント
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