覚え書きのようなもの・・・分室

私の好きな音楽のこと(主にクラシック)や日々の出来事、思ったことなどをつたない言葉で記してみます

パーテルノストロとヴュルッテンベルク・フィルのブルックナー 交響曲第4番

2009年06月18日 | 音楽
・やっぱり買ってしまいました、話題の激安ブルックナー交響曲全集。第0番から第9番のほかにテ・デウムまで入ったデジタル・ライヴ録音の11枚組が1390円・・・。恥ずかしながら、正直なところ指揮者もオーケストラもまったく知りませんでしたが、輸入盤の新譜一枚分の値段より安いブルックナーの交響曲全集と聞けば、どうしてもどんな内容なのか興味が湧きます。

・さっそく聴いてみたのは第4番。大聖堂でのライヴ録音ということで残響がたっぷり入っていますが、そういう環境で聴くブルックナーってなかなかいいものです。確かに、響きがモヤーっとしてしまって歯痒いと感じる箇所もありますが、イメージも手伝ってか、ブルックナーだと私はあんまり気にならないんです。テンポも速過ぎず遅過ぎず、オーケストラも私の耳では特段の不満は感じません。指揮者やオーケストラの個性という点では並み居る名盤の中では分が悪いかもしれませんが、録音の良さもあり、肩肘張らず、さらっとブルックナーを聴きたい時にはぴったりの演奏じゃないかと思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラヤンとベルリン・フィルのホルスト 惑星

2009年06月07日 | 音楽
・いやあ・・・オーケストラ芸術の極致と言ってもいいくらい、すべての面において見事にコントロールされた演奏ですね。ダイナミックさにも繊細さにも欠けていない。有無をも言わさぬ説得力があります。録音も優秀。このコンビがいかに凄かったかを改めて思い知らされるような演奏でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クナッパーツブッシュと北ドイツ放送響のブルックナー 交響曲第3番

2009年06月04日 | 音楽
・タワーレコードが現在入手困難の名盤を廉価で続々復刻してくれているのは嬉しい限りですね。ぜひぜひ続けて欲しいものです。

・今回聴いたのはTAHRAから出ていたものの復刻。私もTAHRA盤は見ていましたが、そのうち・・・と思っているうちに入手困難になってしまいました。もともとは3枚組だったと思うので、残りの一枚も復刻して欲しいのですが、それは今後に期待!

・聴いていて私は苦にはなりませんが、モノーラルで決していい音というわけではありません。それでもクナッパーツブッシュの演奏の素晴らしさは十分に伝わってきます。テンポは遅いしオーケストラのミスも多いんですが、曲を完全に手中にしているからこその確信をもった指揮がもたらす説得力は特別。じわーっと感動してしまいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする