覚え書きのようなもの・・・分室

私の好きな音楽のこと(主にクラシック)や日々の出来事、思ったことなどをつたない言葉で記してみます

アンゲリッシュ、P・ヤルヴィ、フランクフルト放送響のブラームス ピアノ協奏曲第1番

2008年04月19日 | 音楽
・アンゲリッシュはブラームスを得意にしているようで、今までソロや室内楽のアルバムを何枚か出していますが協奏曲は初めてではないでしょうか? 今回の演奏、この曲によくある「若さに任せた熱い演奏」とは違い(私はそういうのも好きですが・・・)、落ち着いたテンポでじっくりと聴かせるタイプみたいです、と言っても老大家のようなしみじみと人生を感じさせるようなものではなく、若々しい爽やかさもしっかりと感じさせてくれます。

・ピアノも素晴らしいですが、パーヴォ・ヤルヴィ指揮のオーケストラが、重厚ではあってもただ重々しいだけではなく、繊細な響きで思わずハッとさせられる所がいくつもあってとても充実していました。出色の演奏だと思います。
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カラヤンとベルリン・フィルのラヴェル 「ダフニスとクロエ」第2組曲

2008年04月18日 | 音楽
・カラヤンとベルリン・フィルによるラヴェルの「ダフニスとクロエ」第2組曲、1964年の録音ですが録音も素晴らしいです。いいですねえ、これも。オーケストラのなんとも艶めかしい響き! 往年のフランスのオーケストラのような独特な音色の華とは違いますが、この録音で聴かれるベルリン・フィルの音はなんて魅力的なんでしょう。フルートを始めとするソロの上手さも特筆ものです。この録音を聴くと、カラヤンには「マ・メール・ロワ」を録音して欲しかったなあと思います。
コメント (10)
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