・アンゲリッシュはブラームスを得意にしているようで、今までソロや室内楽のアルバムを何枚か出していますが協奏曲は初めてではないでしょうか? 今回の演奏、この曲によくある「若さに任せた熱い演奏」とは違い(私はそういうのも好きですが・・・)、落ち着いたテンポでじっくりと聴かせるタイプみたいです、と言っても老大家のようなしみじみと人生を感じさせるようなものではなく、若々しい爽やかさもしっかりと感じさせてくれます。
・ピアノも素晴らしいですが、パーヴォ・ヤルヴィ指揮のオーケストラが、重厚ではあってもただ重々しいだけではなく、繊細な響きで思わずハッとさせられる所がいくつもあってとても充実していました。出色の演奏だと思います。
・ピアノも素晴らしいですが、パーヴォ・ヤルヴィ指揮のオーケストラが、重厚ではあってもただ重々しいだけではなく、繊細な響きで思わずハッとさせられる所がいくつもあってとても充実していました。出色の演奏だと思います。