覚え書きのようなもの・・・分室

私の好きな音楽のこと(主にクラシック)や日々の出来事、思ったことなどをつたない言葉で記してみます

ブラームス:交響曲第4番 フルトヴェングラー指揮、ベルリン・フィル

2007年07月23日 | 音楽
・このブログでフルトヴェングラーの録音を取り上げるのは初めてかもしれません。理由は・・・苦手だからです。こんな事を書くとものすごく多くの方を敵に回してしまうかもしれませんが・・・。なので、普段滅多にフルトヴェングラーは聴きません。そんな私ですが、この演奏は初めて聴いたときから強烈に印象に残っています。

・ブラームスの4番は大好きな曲。お気に入りの演奏はたくさんありますが、フルトヴェングラーの演奏は別格。最初から最後まで、こんな演奏をできるのはフルトヴェングラーとこの時代のベルリン・フィルだけじゃないかと思ってしまいます。よくこれだけの細かいテンポ変化や表情付けについていけるものだと呆気に取られほどのものすごい集中力。超個性的、誰にも真似のできない演奏です。仮にフルトヴェングラーがこの演奏しか録音を残さなかったとしても、その名前は永遠に残ったでしょう。

・同曲異演の多いフルトヴェングラー、今日私が聴いたのは1948年10月24日、ベルリンのティタニア・パラストでのライヴ録音、EMI盤です。余談ながら私がフルトヴェングラーの演奏でもう一つ強く印象に残っているのはウィーン・フィルとの「田園」(EMIのスタジオ録音)だったりします(しばらく聴いていませんが・・・)。
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