・ドヴォルザークのピアノ協奏曲というとリヒテルとクライバーが共演した録音が有名で、私も持っているのですが、聴き方が悪いせいか、どんな曲だったのか、どんな演奏だったのか今一つ印象に残っていなかったんです。それ程面白い曲じゃないな、程度のイメージで現在に至っているのです(ごめんなさい・・・)。ところが今回、フィルクスニーがセルと組んだ録音を聴いて、大いに曲を見直したのでした。
・第1楽章は曲想にふさわしい実にスケールの大きな演奏で、オーケストラの序奏を聴いているだけでグッと曲の世界へ引き込まれました。セルの指揮の格調の高さが光ります。やがて登場するフィルクスニーのピアノはテクニックも万全、音色の美しさがモノーラル録音からもよく伝わってきます。第3楽章の軽やかさなどは聴いていて心が浮き立ってくるようでした。
・ピアノ、指揮、オーケストラ(もちろんクリーヴランド管です)、すべてが揃った名演奏。この曲はもちろん、このコンビの代表的演奏としておすすめしたい録音です。これをきっかけにもう一度リヒテルとクライバーの演奏を聴き直してみようと思います。
・第1楽章は曲想にふさわしい実にスケールの大きな演奏で、オーケストラの序奏を聴いているだけでグッと曲の世界へ引き込まれました。セルの指揮の格調の高さが光ります。やがて登場するフィルクスニーのピアノはテクニックも万全、音色の美しさがモノーラル録音からもよく伝わってきます。第3楽章の軽やかさなどは聴いていて心が浮き立ってくるようでした。
・ピアノ、指揮、オーケストラ(もちろんクリーヴランド管です)、すべてが揃った名演奏。この曲はもちろん、このコンビの代表的演奏としておすすめしたい録音です。これをきっかけにもう一度リヒテルとクライバーの演奏を聴き直してみようと思います。