受け身型から発信型の学習への転換

2010年11月14日 16時42分48秒 | 自分の意見の陳述
発信型の英語学習とは自分で英語で言葉を発するということです。英文を読むだけでは、それはそれで重要なことではあるが、不十分です。というよりか、もったいない。
英語で発話しようとするときに初めて自分が何につまずくかがわかります。それはやってみないとわからない。
そこで、私はそのコンテンツを新聞の記事に求めたのです。
なぜか、私にはコンテンツがないのです。 ようするに頭はカラッポです。人にかたるほどのものを常に考えているわけではない。
たとえば、なにいにつまずいたか。  
・・・・台に達した。
・・・・1年半ぶりに…となった。
等が、始めて出会うとわからないのです。台は何と言えばいいか?
今なら、the one million unit level とかで、the とlevel で挟めばいいとわかります。
また、for the first time in one years and half とか after a 18-momth interval とかで処理できると思えるわけです。

英文を読むだけの学習から発信型の学習に移行すると、気づくのが早くなるのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英語が話せるようになるとはどういうことか?

2010年11月14日 16時41分12秒 | 自分の意見の陳述
松山で週1回くらい大学生等に英語のコーチングをしたいとおもいまして、募集のちらしをつくりました。
その中のある説明パートを参考までに載せたいと思います。

この教室では英会話を教えることを目的としていません。英会話は教えるものではなく、自然にできるようになるものです。英会話を目的として勉強することは得策ではないと、私は考えます。それは、いわゆる世間でいう英会話には、あまり中身がないと考えるからです。会話の中身を分析した時、もし意味があるとすれば、自分の説明(趣味、仕事、研究テーマ、出身地)等の内容があるかもしれません。漫然と英会話ができるようになりたいと言っても、その内容を分析し、必要とされるものを積み上げていかなければなりません。英会話学校へ通って外国人の講師に教えてもらったから英語がうまくなるのではなく、自分が努力したからうまくなるのです。日本人を教えるのには、本来は日本人が適切なのです。なぜなら、日本人の英語を運用する困難性を理解できているからです。

私は、本当にやる気のある若い人々には時間を割いてでも何かをお伝えしたいと思っています。将来、英語の運用で世界を舞台にnative speaker にも負けないような人材になってほしいと願います。

目標としては以下の目標を設定しています。
◎英字新聞が読めるようになる。
◎発話の訓練としては、日本的な事象を、外国人に説明できるようになる。

発話の訓練では、英語に関する唯一の国家資格試験である国土交通省が実施する通訳案内士試験の二次試験(面接試験)に出てきそうな問題を使用します。一つの正解がある問題ではありません。これらの問いに、例えば中学生時代に習った英文構造で発話してみてほしいのです。そのための自分用の解答を作り、講師の指導をえて、モデル解答を作る。それを何回も繰り返して、喋る練習をします。そうした問いに対する答えを50問、100問、200問くらい準備して練習すれば、その学習者がすぐに理解するのは、その他のすべての事柄もこの調子で説明できるということです。これが、英語が喋れるということに至る具体的なプロセスです。

易しい英語での表現法を学びつつ、英字新聞から常に栄養を吸収できるような力をつけると、その学習者は英語学習の自律的な成長過程に至ります。

やがて、そうした人材が世界の舞台で堂々たる英語を運用できる人物となるわけです。

これが私の受講生を指導したいとする際のイメージです。参考に願います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

副詞目的格

2010年11月07日 17時54分04秒 | 自分の意見の陳述
本日のThe Daily Yomiuri から:

① First posted on a video-sharing site,the leaked video comprised six files running more than 44 minutes in total.

② Economists had expected payrolls to increase a tepid 60,000 last month, with private employment rising 75,000.

①のmore tahn 44 minutes in total と②のa tepid 60,000 と75,000 は副詞目的格だと、思います。

for more than 44 minutes in total ともいえるでしょう。increase by a tepid 60,000 ともいえるでしょう。また、rising by 75,000 も可能でしょう。

①のfirst posted・・・・は分詞構文、six files running のrunning は現在分詞。which run と同じ。
自動詞にbyをつけるのは頻度は少ない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ある文体への注目(体言始め)

2010年11月03日 20時19分10秒 | 自分の意見の陳述
以下の英文を読んでください。

Under the plan, the tax will be calculated for each model based on carbon dioxide emissions and displacement per kilometer, a move that the ministry hopes will encourage automakers to build models that are more eco-friendly.

a move の前に which is という言葉があったと考えればいい。で、which は前文全体を先行詞としています。

これは、per kilometerのところで文章をいったん切り。This(It) is a move としたって構わない。
a move 以下は、要はa move という名詞を後置修飾してできた名詞句である。要するに名詞です。
これは、a move という、体言、名詞から始まる言葉の塊とも理解できる。

会話のときに、Under the plan, the tax will be calculated for each model based on carbon dioxide emissions and displacement per kilometer. ・・・・ A move that the ministry hopes will encourage automakers to build models that are more eco-friendly.
としても使える、

A move that the ministry hopes will encourage automakers to build models that are more eco-friendly
がどうなんだと説明しなくても、意味は通じている。

つまり、
It is a move that the ministry hopes will encourage automakers to build models that are more eco-friendly.
とか、
A move that the ministry hopes will encourage automakers to build models that are more eco-friendly is very important.
と言いたいわけである。


名詞をぽつりと一言語る。それが一連の流れのなかで意味を持つ。日本語では体言止めという言葉の使い方がありますが、それをもじって私は、これを体言始めと言ってみたい。

名詞というのはとても重要で、かつ複雑な意味を持つ名詞は、英語では、後置修飾で作るしかない。名詞の後にくるのは、関係代名詞、関係副詞、分詞(現在分詞、過去分詞)、形容詞(現在分詞のbeing が省略されたと考えてもいい)、with付きの句、of付の句。


Chinese discount carrier Spring Airlines will start regular passenger flights between Shanghai and Takamatsu Airport in Kagawa Prefecture at the end of March, according to the prefectural government.
The deal, struck at a meeting between Kagawa Gov. Keizo Hamada and Spring Airlines Chairman Wang Zhenghuan, marks the first time the airline will operate a regular route to a Japanese airport, according to the Land,Infrastructure,Transport and Tourism Ministry.

は、

Chinese discount carrier Spring Airlines will start regular passenger flights between Shanghai and Takamatsu Airport in Kagawa Prefecture at the end of March, the deal which was struck at a meeting between Kagawa Gov. Keizo Hamada and Spring Airlines Chairman Wang Zhenghuan.It marks the first time the airline will operate a regular route to a Japanese airport, according to the Land,Infrastructure,Transport and Tourism Ministry.

というような、文体にすることも可能だろう。

英文構造の中で、名詞をポツリと置くことに、かなり関心を持っています。それは副詞目的格の手法でもあります。
 
The summit meeting took place three days after the meeting between Maehara Clinton was held in Washington.

の英文で、three days after the meeting between Maehara Clinton was held in Washingtonを、私は副詞目的格として整理しています、要するにこれは名詞(名詞句)だと認識しているのです。名詞がポツリと置かれているだけだが、それで副詞の機能を果たしている。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする