There is (are) 構文のつかいかた

2008年10月29日 11時14分49秒 | 文法的整理
自分が英文を書いたそのときには気づかないが、あとで見直すと、変だな、おかしいなと思うときが、時にあります。その一つが、there is 構文です。「・・・がある」という日本がが出てくると、自動的に、その構文をつかいたがるのですが、どうやらそこは注意が要るみたいに思われます。結論を言えば、はっきりと、明確に、筆者、私の中で意識されている概念、あるいは事物を表現するのであれば、there is 構文は避けた方がいいように、私には思われます。文法的に正しい、正しくないは措くとして、それの方が、すっきりして、英語らしくなるような気がします。

(実例)
Japan has four seasons and each season has its charm. Among Japanese people there are many who dislike summer season perhaps because it is too hot and humid. Personaly,I like it very much. And lots of interesting events are held in this season.

この例は、いいほうであげたのです。この例文の there are many・・・はいいと思うのですが。よくやりそうなのは、 And there are lots of interesting events in this season. です。文法的には正しいのでしょうが。夏祭りとか花火の事が筆者に明確に意識されているのだとすれば、早くそれを、名詞として前面に出した方が良いのではないかというのが私の感覚です。there is を使うと、連綿と、there is 構文が続いていきそうになります。
And there are lots of interesting events in this season. For example, there are many summer festivals across the country. Also there are fireworks displays....
となりそうです。この英文が文法上どうかは別として、英語としては、こなれていないと思われます。実質的主語を主語にするなり、目的語にすればどのような表現が可能かを考えた方が英語らしくなると思われます。many summer festivals are held across the country,とか、people can enjoy fireworks displays in the nightとかの表現のほうがよっぽどいきいきとしてくるわけです。要するの、there is 構文は便利だけど安易に使う傾向が、ありそうだと言いたかったのでした。

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