さよなら3

2006年03月24日 12時06分28秒 | 日本の歌を英語で歌うとすれば
日韓合作ドラマ冬ソナのチェ・ジュと竹野内豊の共演TVドラマ「輪舞曲」の挿入歌。番組はTBSテレビで放映されていて、今度の日曜が最終回だそうです。この唄は、毎回最後のシーンで流される。韓国の歌手イ・スンチュルが歌う。 request による英語転換でしたが、実はこれは難しかった。この歌詞は意味の把握が実は難しい。要所要所で意味がつかみにくい。意味がつかめない以上英語への転換は不可です。私なりに解釈せざるを得なかった。で、唄ってみたが、95%はOKです。5%は時間調整野問題が若干ある。英語は長く見えても発音すると短い場合もあるわけです。とにかく一度試してください。

        さよなら3

夢見ているのは 凍えたゆびさき
What are having dreams are my really frozen fingers

同じ朝は ふたりには まだ届かない
A morning with you has not yet come for me

昨日のどこかに残してきたもの
There is surely what is left somewhere yesterday

心だけが 目覚めない空に いま探してる
Only my heart , in the not-waking sky ,is looking for it

さよなら さよなら さよなら 言うのは
So long, so long, so long, saying so

二度と巡らない 悲しみに
Hoping such sadness would never occur again

光を知らない 陰などないから
Because there is no shadow not knowing light

愛のために できることがある
For our love, there is surely a thing which I can do


並んで見えても 離れた星たち
Seeming to be lying together, stars are far apart
( far apart lying are stars)

時はどこへ それぞれの道を いま決めている
Time is now deciding each of your destinies

さよなら さよなら さよなら 言うのは
So long, so long, so long, saying so

二度とながさない 涙だけ
I shall never fall my tears again

ふれあう未来を 信じているなら
As far as you believe happy tomorrow will come

愛は誰も 見放さないから
God of love will never dismiss you

虚しさに 流されて 行かないで
Don’t go to vanity and desperation

さよなら さよなら さよなら 言うのは
So long, so long, so long, saying so

二度と巡らない 悲しみに
Hoping such sadness would never occur again

光を知らない 陰などないから
Because there is no shadow not knowing light

愛のために できることがある
For our love, there is surely a thing which I can do


「鳥取砂丘」の英詩作文講座その2

2006年03月18日 16時14分00秒 | 日本の歌を英語で歌うとすれば
「鳥取砂丘」のパート2の出だしは:
「指のすきまをこぼれて落ちた 砂と同じしあわせは」
この文章を文字とおり訳せば、
Happiness is just like the sand which has been falling between my fingers.
となるかも知れません。ここで、落ちたという現在完了を理屈ぽっく過ぎるのであえて現在形に変えます。それでいいではないかと英作詞家は考えるのです。
Happiness is just like the sand which is falling between my fingers.
でこのhappinessは私にかかることなので、My happiness とします。
My happiness is just like the sand which is falling between my fingers.
これは、
My happiness is just like the sand falling between my fingers.と短くすることもできます。次に、関係代名詞について。ここでは関係代名詞の限定用法をつかっています。しかし、説明は省略しますが、私はあえてここで関係代名詞の継続用法を使いたい。
微妙に意味は違うのですが。そしてtheもとりたい。そこは勘。未熟なのでうまく説明できないが。

関係代名詞の継続用法については、2月2日の記事「英字新聞を読むことの薦め(3)ー
関係代名詞について」を参照ください。

My happiness is just like sand,which is falling between my fingers.
justを入れる入れないは語呂の調子等からだから後は適当。
これで立派な英文ですが、このケースでは具合よいとはいえない。
元の歌で最後に出てくる幸せ相当のhappinessが文頭に来るのは我慢ができない。
それでこの文章を二つに分けます。
Sand is falling between my fingers.My happiness is like the sand.更に二つ目の文章でsand をなるべく前へもってきたい。
Sand is falling between my fingers.Like the sand is my happiness.
二番目の文章が音節数も合わないし、調子がおかしいので、
Sand is falling between my fingers.Like the sand, my happiness is fragile.
とします。
このような試行錯誤をさせてくれる材料を歌の翻訳は提供してくれます。そこが面白い。なお、この歌の第一パートと第二パートでは英語の文体が違います。第一は分詞構文を使っているが、第二はそうではない。普通なら同じになるでしょう。しかし、このようなケースでは無理でしょう。

最後に、ひとつ。
「百万本のバラのハラ」については、頼まれて訳したけれど歌えるものにはならなかった。けれど部分的には歌えるところがあります。
「百万本のバラの花を、あなたに、あなたに、あなたにあげる」のところ。

millions of roese, floweres, to yoy,to you, to you, I'll give it
です。発音では、「百万本のバラの」のところまでに「millions of roese」を言ってもらって、「花を」には「flowers」を対応させてください。最後のitは本来はthem でしょうが、itの方が音が美しい。






「鳥取砂丘」と「涙そうそう」を直しました

2006年03月17日 16時35分02秒 | 日本の歌を英語で歌うとすれば
標題の歌二つ直しました。実際に歌ってみると、元の歌の音節数と英語の歌詞の音節数が合わないので歌いづらい。そこで直したわけです。音節数を減らす一つの方法は、普通の文章を、文法的に言えば節を分詞構文にすることです。何回も言いますが、分詞を使うことが一つのポイントとなります。
そこで、実際にどのように発想して作詞するかを以下に実演します。

たとえば、「鳥取砂丘」の歌詞を訳すとしましょう。
「潮のにおいに包まれながら 砂に埋もれてねむりたい。」
この歌詞で、主語は何か?常にその文章での主語が何かに注目します。ここでは私です。女である私が主語です。
するとこの日本文は次のような英語にたとえば転換できます。

As I am being filled with sea wind smell, I want to sleep in sand.
これは英文構造的に言えば、接続詞as に導かれる従属節とI wnat以下の文章からなる主節で構成される、複文です。
潮のにおいとはtide のにおいではないでしょうから、まあ海風のにおいみたいなものでしょう。
As I am being filled with sea wind smell, は長いので短くしたい。そこで活躍するののが分詞構文です。主節と同じ主語の従属節の主語は省略できて、接続詞+主語+動詞は動詞の分詞に変える事ができます。よって、As I am being filled with sea wind smell は、being filled with sea wind smellとできます。更にbeingは積極的に省略されます。で、
filled with sea wind smellとなります。なので、元の文章は、
filled with sea wind smell,I want to sleep in sandとできます。
要するにこのようにして、本来の文章を簡略化できます。
これでもいいのですが、
しかし、次なる問題は、元の日本文の音節数と英語の詩の音節数が問題となります。ほぼ同じ数となることが望ましい。けれどなかなか難しい。
この実例だと、日本語の音節数のほうが大です。だから英語で歌うと、時間をもてあまします。そこで英文の音節数を増やします。
blown by sea winds,and filled with its taste,
主節の音節数も増やすと、
I want to sleep in sand dune となりす。
で、結果、
blown by sea winds,and filled with its taste,
I want to sleep in sand dune
となります。

なんとなくわかっていただけたでしょうか。

鳥取砂丘

2006年03月15日 08時16分20秒 | 日本の歌を英語で歌うとすれば
これもリクエスト。

鳥取砂丘(Tottori Sand Dune)

潮のにおいに包まれながら
blown by sea winds,and filled with its taste

砂にうもれて ねむりたい
I want to sleep in sand dune

なくしたあとでしみじみ知った
after losing it, quietly I knew

あなたの愛の大きさを
your love and its deepness

鳥取砂丘の道は迷いみち
Tottori Sand Dune,makes me straying

ひとりで生きていけるでしょうか・・
by myself, from now on, how should I live my life ?


英文解説:

Blown by sea winds,and filled with its taste,I want to sleep in sand dune.は分詞構文が使われています。Blown by sea winds,and filled with its taste,が過去分詞による分詞構文です。Being blown by sea winds,and being filled with its taste,I want to sleep in sand dune.で、Beingが省略されたもの。分詞を使わずして歌の歌詞の英文化は不可能でしょう。


指のすき間をこぼれて落ちた
sand is falling between my fingers

砂と同じ しあわせは
like the sand,my happiness is fragile

愛せれぐせが いつしかついて
only you've loved me, as time has paseed

愛することを忘れてた
I've been unable to love you truely

鳥取砂丘の風に尋ねたい
Tottori Sand Dune, I wanna ask you

私に罪が あるのでしょうか
there might be sin with me ,I'm worrying about it


二度と昨日へ戻れぬように
like making me not return to yesterday

砂が足跡消して行く
sand is making my every step disappear one after another

あなたと生きた 想い出捨てて
removing the reminiscence of living with you

背伸びをすれば 涙越し
and reaching up, I become full of tears

鳥取砂丘の星が道しるべ
Tottori Sanad Dune's stars are guiding me

見えない明日が 見えるでしょうか・・・・
invisible tomorrow,do I come to be able to see it?

”さざんかの宿”-my draft

2006年02月19日 17時49分02秒 | 日本の歌を英語で歌うとすれば
さざんかの宿(a sasanqua-blooming inn)

くもりガラスを
wiping by your hand

手で拭いて
a dim window-glass

あなた
surely

明日が 見えますか
makes you see your future

愛しても 愛しても
I love you ,I love you

ああ ひとの妻
Ah...h, I'm other man's wife

赤くさいても 
blooming red

冬の花
a flower in winter

咲いてさびしい
it's blooming ,but lonesomely

さざんかの宿
a sasanqua-blooming inn


ぬいた指輪の
I took off my ring

罪のあと
it may be sin

かんでください
I want your kiss to me

思いきり
fully as you wanna

燃えたって 燃えたって
I love you,I love you

ああ ひとの妻
Ah...h, I'm other man's wife

さだめかなしい
destiny, decided

冬の花
a flower in winter

明日は いらない
tommorow doesn't wait me

さざんかの宿
a sasanqua-blooming inn


せめて朝まで
at least until the dawn

腕の中
I wanna be held by your arm

夢を見させて
you make me dream

くれますか
as much as I could

つくしても つくしても
I love you,I love you

ああ ひとの妻
Ah...h, I'm other man's wife

ふたり咲いても
blooming along with me

冬の花
flowers in winter

春はいつくる
when spring will do come?

さざんかの宿
a sasanqua-blooming inn

note: This also is not through actual perfomance. It means possibility of its revision.