予約を取って、岐阜県現代陶芸美術館に行って来た。
一時は中止となっていたが、期間を変えて開催されている「ルート・ブリュック展」を見るためだ。
フィンランドを代表するセラミックアーティストで、私もヘルシンキで訪れた名窯「アラビア」のデザイナーとしても世界中で活躍した女性だ。
ほのぼのとしたタッチの初期の作品から、蝶の研究者だった父への思い溢れる蝶々モチーフの作品。ヘルシンキ市庁舎の陶壁など絶頂期の大きなものまで、広く紹介されていた。
このようにカメラマークのついているものは、自分のカメラで撮影することが許されている。
美しい瑠璃色の蝶。
後期は抽象的なモチーフが多く、これはヘルシンキ市庁舎の陶壁と同じデザインの小品だ。
ポスターにもなっているこちらのライオンも、色彩に満ちている。
久しぶりに訪れた美術館でこういうものを見ると、心に栄養が満たされていく思いがする。
思い切って、行って良かった。
駐車場からのアプローチは、貴重な植物「シデコブシ」を保護するために作られたそうだ。
通るだけで、美術館への期待が膨らみワクワクしてくる。
美術館は高名な建築家、磯崎新の設計のものだった。
外に出てみると、水をたたえた空間の向こうには茶室もあるようだ。残念ながら今日は公開していなかった。
ショップも覗いて、レストランで休憩。
今日は土用丑の日。
なんと「本日の日替わりランチ」が600円のうな丼だった❗️
厚みのある鰻が二切れ。
三河一色産とは思えない。
まあ、この値段通りのお味だが、一応、丑の日に食べましたってことで。
自撮りすると、ついこんな顔しちゃうサービス精神旺盛過ぎる自分。。。
予約制ではあるが、この展覧会は8/16まで開催している。
みなさんも、美術館へお出かけになりませんか。美術に飢えた心に、栄養が満たされますよ😊
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