しましまのドレミ・カフェ

家のしつらい、音楽、おいしいもの、庭遊び
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火事

2019-07-31 21:53:00 | 旅行



昨夜、灯りを消して寝ようかと思った頃、なんだか「シューシュー」と変な音が聞こえる。何となく外が明るい。

レースのカーテンから外を見たら(部屋は5階)、なんか燃えてる。そんな時、人間は自分の経験に寄せて思考するから、ステーキ屋さんの入り口にあるような松明なんかがガーデンにあったっけ?なんて考えていた。初めてきたところなので、敷地内の配置は正確には頭に入っていない。


バルコニーに出て、直接見てみる。


それにしても炎が大きい。シューシュー音がする。大きい炎とは別に、細いガス管のようなものが横向きになり、そこから細い炎がものすごい勢いで出ている。

これはちょっとヤバいのではないか、と頭のどこかで言っている。


ちょっとためらったけど、ベッドで寝ているまーこちゃんに声をかける。「なんか燃えてるんだけど」まーこちゃんも飛び起きてきて、バルコニーに出る。

「フロントに言ってみようか」というので私が電話する。10回くらいコールしたが、フロントは出ない。少ししてもう一度かけたら、10回くらいで出た。
「なんか外で燃えてるんですけど」
「ガーデンのバーベキューの厨房が燃えてるんです。今消防車を呼んでいます。お客さんに避難してもらうような時には知らせます」と言う。



しばらくすると、遠くから消防車がサイレンを鳴らして来たのが見えた。何台か来た。
水をかけているが、中々消えない。

「あの横に向かってシューシューすごい勢いで燃えてるのがガス管だとしたら、爆発するかもしれない。この近さなら、こちらにも飛んでくる」と思い、開いているボストンバッグのファスナーを閉めて、一応逃げられる用意もする。


消防士が水をかけ続け、少し火の勢いが弱まったが、あのガス管だけは中々消えない。いつまでも燃えている。


一時間ほどして、やっと消えたようだ。少し安心して、ベッドに入った。





朝見たら、パトカーが来ていた。






朝食のために降りていったら、責任者と思われる人が何人もエレベーターのところにいて「昨日は迷惑をかけた。申し訳ない」と声をかけてきた。人が降りるたびに、全員に声をかけている感じだった。


朝食後、部屋から見たら、写真のように消防士がたくさん来ていた。



チエックアウトしてしまったので、それ以上の原因はわからない。ガス管なのか、何かの消し忘れなのか、別のことなのか。

疲れを癒すために来た旅の夜に、昨日はこんな事があった。しかし怪我人などがなくて、本当に良かった。



今日も本当に暑かった。蒸し暑かった。
でも、楽しい旅の出来事ももちろんあったので、また日を改めてここに書きたいと思う。














コメント
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