ここ数日は暖かい日が続いているので、もうそろそろ梅も開花しているのではと、菅大臣神社に向かった。今日も暖かい陽射しがさしていたが、期待したほどに梅の開花はしていなかった。白梅は三分咲きほどに花をつけていたが、紅梅はまだつぼみだった」
「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」・・・こう歌って、大宰府に向かった道真は二度と都に帰ることはなかった。
そして、大宰府で無念の死を迎えた道真は、そこから大活躍?するわけだ。
道真を陥れた藤原時平は道真の後継の右大臣に、共に道真を陥れた源光を抜擢するなど権力を手中にし、我が世を謳歌していたが・・・・
遠く離れた大宰府での道真の死後、都では不吉な事が続きだした。まず源光が狩りの最中に沼に飲み込まれて死んでしまった。さらに時平に近い者が次々に死んで行った。都は雷鳴が続き、醍醐天皇は譲位したが、そのまま病に倒れ亡くなる。そして、時平も道真の亡霊に呪われながら死んでいった。
朝廷は、この道真の怨念を鎮めるために道真を無罪にし、元の右大臣に復した。すると、比良神社の神官に道真が現れ、「北野の千本の松が生えているところに祠を建てよ」と告げた。
そして建てたのが今の北野天満宮ということらしい。
ところで、飛び梅は白梅?紅梅?
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