神戸こども将棋教室ブログ

岐阜県神戸町(ごうどちょう)の子供将棋教室です。
受講生随時募集中!無料体験入学できます(神戸町在住以外の子も可)。

拡大スペシャル

2022年10月22日 | 教室


今日の土曜教室は
いつもよりも1時間早く教室を開け、
1時間拡大スペシャルで行ないました(^^)

3日ほど前に緊急告知的に案内をしたので
都合がつかない子も中にはいるだろうから
そんなに多くの子は来ないかなと予想しておりましたが、
蓋を開けてみれば今日の出席者のほとんどの子が
いつもより1時間早くやって来てくれました。

教室を開ける側としては
こんなうれしいリアクションはありません(^^)

ところで、
将棋を続けていると、成長の過程で誰しもが
「壁」にぶつかったり、スランプに陥ったり、
必ずしも楽しいシーンばかりではないのが自然です。

保護者の方から、
”今、こどもが悩んでいます”という旨の
ご相談を受けることも少なくありません。

当教室で預からせていただいているすべての子について
モチベーションは下がっていないかとか、
将棋が楽しいままでいるかとか、
私自身、目を配らせているつもりです。

今回のように、プラスアルファの教室があった時に
これだけ多くの子が来てくれると
ああ、将棋が好きな気持ちは健在でいてくれるんだなと
確認させてもらえることができ、
私自身もとてもうれしい気持ちになります(^^)
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秋寒

2022年10月19日 | 教室
今日なども朝夕は
涼しいを通り越して寒いくらいで
めっきりと秋らしくなって来ました。
それもそのはず、10月の下旬となり
秋もあっという間に終わって
気付いたら冬になっていそうです(^^;



今日の教室での対局を見ていて印象的だったことは
やはり、将棋は終盤力がモノをいうということです。

そんなことは今に気付いたことではありませんが(^^;
今日の対局を見ていても、
下位者が上位者を土俵際まで追い詰めながら
そこから大逆転負けを喫する対局を
一局ならずいくつか見かけました。

当教室では詰将棋の励行を推奨しており、
詰将棋をがんばっている子は結構いますが、
やはり実戦となると
即詰みの局面(詰将棋の問題図のような形)が
いきなり生じていることは稀で
そこまでの形に持って行く力も求められます。

”そこまでの形に持って行く力”の中には
「詰み」の一段階前である「必至」を解く力も含まれますし
もっといえば、終盤を優勢で迎えるための
中盤の力も含まれることでしょう。

しかし、これらの力をつけるために
ベースとなるのは読みの力だと思います。

例えば、必至でいえば
これも詰将棋のように「必至問題」として
パターン化される分野ですが、
やはり、必至の力を会得するには
詰将棋を解く力が必要となります。

9手先(9手詰)が読めていないと解けない
1手必至の問題などもあったり、
必至も読みの力が基本にあるといえます。

詰みや必死などの寄せの段階に限らず
終盤、中盤、序盤にだって読みの力は
当然に求められます。

初級者からはじまり級位者のうちは
とにかく読みの力をつけることが最重要課題です。

その最適のトレーニングが詰将棋であり、
詰将棋を解くことこそが
その後、上達していくための
土台作りだと私は捉えています(^^)
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最強の基礎固め

2022年10月16日 | 教室
先日、見学&体験入学に来てくれた子が
今日から教室の新しい仲間に加わりました(^^)

先週はお母さんに甘える姿も見せた
あどけない低学年の子ですが
今日は一人で堂々と
教室に参加することができました(^^)

これから教室のお兄さんお姉さん達に
揉まれてどんどん成長していく姿が想像できます(^^)



さて、今日の教室です。
今日は日曜教室ですので講義からのスタート。

今月から講義テーマは終盤の寄せ(必至)です。
トリッキーなことをは一切扱わず
あくまで基本問題ばかりを扱います。

スポーツの世界でも、文化・芸術の世界でも
名指導者と呼ばれる人たちが異口同音におっしゃるのは
基本の繰り返し徹底です。

ちょっと背伸びをして難しいことをやっている方が
”やっている感”は感じられますが
本当に自らが吸収できているかは甚だ疑問が残ります。

それよりは、今の実力よりも
むしろやや易し目の内容を押さえて
確実に理解(確実に100点)できるレベルに
持っていくことの方が
学習としては効果的だと考えます。

確固たる基礎が築かれていれば
その後、高度な学習領域に入ったとしても
乗り越えられない壁は少なくなると思います。

将棋の上達も”積み上げ式”の要素が大きくあります。
基礎・基本がもろいと、仮に上達が進んでいっても
どこか軟弱・ひ弱な強さしか手に入りません。
これは将棋に限った話ではないのではないでしょうか。

ですから、これまでにも何度も
繰り返しお伝えしていることですが、
当教室では最強の基礎を固めることを目標に掲げた
指導方針を貫いてまいりたいと思っております。
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将棋の灯は消えず

2022年10月15日 | 教室


今日の教室には、
今春、中学生になったある子が
久しぶりに教室に来てくれました。

中学入学後、いろいろと多忙や
その他の都合などがあって
教室には来られない状況で
そのことはお母さまからも伺い聞いていたのですが、
今日、都合がついて
久しぶりにお母さまと一緒に教室に来てくれました。

中学生になると、テスト、部活…etc
小学生までのころとは環境も変わり
将棋に打ち込める時間が少なくなりがちですが、
半年ぶりであっても
今回こうして教室に来てくれた件の子の
気持ちがうれしいです(^^)

将棋教室の役割、指導者の役割については
私自身、日頃から自問自答しているところですが
今現在の目下の上達を導くということはもちろんのこと
その後将来にわたって、将棋が好きでい続けてくれるような
導きをすることも大切なことだと思います。

将棋から離れたとしても
その子の中の将棋の灯は消えていない。
あるいは将棋で学んだ教訓が自分の中で生きている。
そんな子が一人でも多く輩出できてこそ
真の普及なのかなと思ったりもします。

仮に、一時的に将棋から離れることがあったとしても
その子の座右もしくは片隅に将棋というものが存在し続け、
たまに思い出したようにふと将棋を指してみるとか、
学校や職場など何かのきっかけがあった時には
将棋を周りの人たちに教えてあげられるとか、
そういう子が多くなることこそが
将棋普及にとって最も大きな功績なのかもしれません(^^)
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教育委員会表彰

2022年10月12日 | 教室
先週は水曜教室がお休みでしたので
水曜教室としては2週間ぶりの開催です。

さて、先週末の日曜日に行われた
第63回神戸町文化祭の枠内で
神戸町教育委員会表彰が行われ、
神戸町立神戸中学校チームの選手が表彰されました。
(1名は欠席でした)



表彰理由は、
文部科学大臣杯第18回小・中学校将棋団体戦
岐阜県大会で優勝を収めたことによるものです。

私は教室があったので
表彰式を見に行くことはできなかったのですが、
保護者の方からご報告をいただきました(^^)

当教室は元々は神戸町の生涯学習講座の1つとして
スタートさせていただいた教室であります。
その教室をきっかけに将棋に打ち込み、
腕を磨いて、県大会優勝という一つの成果を収めた子たちが
今回こうして神戸町から表彰を受けたということに
感慨深いものがあります。

生涯学習講座を通じて
ゼロからイチにしていただいた神戸町への
恩返しといったらおこがましいかもしれませんが
きっかけを作っていただいた将棋教室を通じて
ひとつの成果を還元できたことは
私自身にとっても喜びであります。

当教室も今や、西濃圏域および周辺市町村から
広く多くの子が通ってくれる教室になりました。
今回表彰を受けた子たちに続けとばかりに
教室の子たちみんながどんどん成長して
成長の証として一つの成果を収めて
あちらこちら各地の教育委員会から
どんどん表彰を受けるような活躍を見せてくれたら
こんな幸せなことはありません(^^)
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