神戸こども将棋教室ブログ

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とりあえず続けてやってみる

2022年10月09日 | 教室


今日は二週間ぶりの日曜教室日です。
午後からは雨が降って来て
足元の悪い中でしたが
低学年の子1名が見学&体験入学に来てくれました。

今夏に将棋に出会ったばかりの子とのことですが、
将棋のルールを一日で覚えて指せるようになり、
その後も将棋の楽しさにのめり込み、
今日、教室に来てくれたとのことです。

早速、教室の子たちと指してもらいましたが、
集中して盤面に没頭する姿は雰囲気があります(^^)
将棋盤から離れた時は低学年らしい無邪気な子ですが
対局となるとスイッチが入るあたりは
教室の子たちと全く同じ”匂い”がする同志です。

教室後に本人とご両親に感想をお聞きしましたが、
「レベルの高さに驚き、場違いな所に来てしまい…」
という旨のことをおっしゃられていましたが、
決してそんなことはありません(^^)

見学&体験入学に来ていただいた子の保護者さまは
そのようにおっしゃられる方が多いですが
こども達は環境に順応していく…というか
仲間に引き上げられるように…というのか
教室で揉まれて切磋琢磨していくうちに
成長していけるものと思っております。

これは、今回の子に限ったことではなく、
これから将棋をがんばっていきたいと思っている
初学者の子すべてにお伝えしたいことですが、
はじめのうちは、勝ち負けを気にせず、
仮に負けが続いたとしても見限ることなく
一定期間は”とりあえず”将棋を
続けてみることをおすすめします。

初めのうちは負けが込むのは当たり前。
初めのうちは詰将棋ができないのは当たり前。
それなのに、”自分はできない”と
決め込むのは大きな誤解です(^^)

ですので、初めのうちは勝ち負けを数えるのではなく、
何局指したかを数えましょうとこども達に伝えて、
とにかくどんどん指すことを推奨しています。

そうしているうちに、勝ちの数が増えて来たりして
将棋がさらに楽しくなり、それを繰り返していくうちに
”軌道に乗った”といえるようになると思います(^^)

今日、見学&体験入学に来てくれた子は
正式に入会してくれるかはまだわかりませんが、
勝ち負けを気にせずに、一定期間、
”とりあえず”やってみようの気持ちで
将棋に親しみ続けてくれたら幸いです。
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