神戸こども将棋教室ブログ

岐阜県神戸町(ごうどちょう)の子供将棋教室です。
受講生随時募集中!無料体験入学できます(神戸町在住以外の子も可)。

将棋界7大タイトル

2016年01月30日 | 教室
新年が明けたと思ったら
早いものでもう1月も終わりです。
今日は1月最後の活動日でした。

いつもながら、今日もみんな黙々と将棋に取り組んでいます。


今日、私が最も印象に残った1シーンです。

対戦相手待ちの間、詰将棋の本を渡したら
ものすごい集中力で解いていました。

後で、「詰将棋楽しい?」と私が彼に尋ねたら
「うん」と答えてくれました。

さて、今日の教室では、ひょんなことから
将棋界の7大タイトルの話になりました。
そこで、教室の最後の時間は、「”7大タイトルの名称”と
”現保持者の名前”クイズ」となりました(笑)。

7つすべてを挙げるのはなかなか難しいようでした。
「NHK杯」を挙げる子もいました(笑)が、
こちらは7大タイトルではなく「棋戦」です。
だけど、確かに、私たち一般将棋ファンにとっては
おそらくNHK杯が最も馴染み深いですよね!


正しくは、この7つ。
教室では平仮名で表記しましたが、
「竜王」、「名人」、「王将」、「王位」、「棋聖」、「棋王」、「王座」です。

で、現保持者はさすがに難しく、こちらでレクチャーしました。


対局の中身ばかりでなく、
たまにはこういうお勉強もいいかなと思いました。

来週は、講座の週となります。
2/6(土)10:00~12:00で行いますので
お間違えのないようにお越しください。

夕方教室の次回は
2/13(土)15:30~17:30となります。
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新しい仲間が増えました

2016年01月23日 | 教室
金曜日時点の天気予報では、
土曜日午後の岐阜県西濃エリアは雪の予報だったので
教室の開催を心配していたのですが、
幸い雪が降らず通常どおり教室を開催できました。

そんな今日の教室では、
前回、体験で来てくれた2名の子が
今日から正式に入会してくれることになりました。

お母さまのお話によると
前回とても楽しかったとのことで
今後も続けて来たいと思ってくれたようです。
将棋を楽しいと感じてもらえたことは、
将棋を伝える立場として、この上ない喜びです。


今日写真を撮るのを忘れてしまいましたので前回の写真を。

せっかく彼らが将棋を楽しいと思ってくれたのですから
このまま将棋をどんどん好きになってくれたら幸いです。
もっとも、この楽しい・好きという気持ちを持たせ続けてあげられるかは
指導者の役割だと思います。

「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、
楽しいという気持ちを持ち続けている限り、上達は必至だと思います。
(楽しいと自ずから将棋に触れる時間が長くなり、延いては、
もっと強くなろうと図書館で将棋の本を借りたりするようになるから)

教室に来てくれる子たちが楽しさを持ち続けてくれるよう
これからも創意工夫をしながら教室運営をしていきたいと
思っております。

次回は、1月30日(土)15:30~17:30で行います。
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わが家わが町家庭の日発表会

2016年01月17日 | その他
今日、羽島市文化センターで開催されました
「平成27年度わが家わが町家庭の日発表会」を見に行ってきました。

目的は、岐阜県(各務原市)在住の奨励会員である
高田明浩くん家族の発表を見るためです。

奨励会とは、将棋のプロ棋士の養成機関であり、
一般的には、この奨励会を卒業しないとプロ棋士にはなれません。

奨励会は、希望者誰しもが入れるものではなく、
全国から集まる天才将棋少年たちとのハイレベルな入会試験を
突破しなければ入会できません。

高田くんは、一昨年、奨励会試験に合格し、
現在は、関西奨励会に在籍し、プロ棋士になるために
修行をされています。

さて、今日の発表会は見事な太鼓演奏での幕開けでした。



その後に、私がお目当てとしていた
高田くん家族による発表でした。

 

私が印象的だったのは、お父さまによる高田くんの接し方です。
高田くんの日々の生活等の中で、お父さまが気付かれた高田くんの
良かった点を記す「良さ日記」を書かれていること、
そして、それを後から見返し、高田くんの良さを再認識されていることに
とても感銘を受けました。

神戸こども将棋教室の子たちと日ごろ接している中で
ああ、この子はこんな素晴らしい点があるなあと気付かされることがあります。
私も「良さ日記」を真似して取り入れたいなと思いました。

そして、発表の最後には、高田くんからの頼もしい言葉もありました。

発表後には、控室にもお邪魔させていただきました。
高田くんと少し話ができればと思って伺ったところ、
何と将棋一局を指してくれました。


高田くんの後輩の子も一緒でした。

閉会式を終えた後には、
館内の喫茶店で、対局の続きと、高田くんの近況や将棋上達法等について
お話しをさせてもらいました。



ここでは、本当にいろいろと貴重なお話を聞かせてもらい、
私にとってはすごく有意義な時間となりました。

高田くん、お父さま、本当にありがとうございました。
また、奨励会でのご活躍、そして近い将来にもプロ棋士になられることを
お祈り申し上げます。
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今年最初の講座

2016年01月16日 | 教室
今日は、今年最初の講座の日でした。
講座も今回を含めてあと2回となりました。

今日のテーマは、緊急企画「6枚落ちの定跡」です。

あれやこれやと全てを覚えることはできないので
今回は、9筋攻めの定跡(6六角と出るアレです)に絞って勉強しました。

定跡の勉強については、
前々回に棒銀、前回に四間飛車、そして今回と3回目になるのですが
みんな棋譜符号の理解がかなりできています。

それに加えて、棋理とか本筋というものが
少しずつ身について来ているためか、棋譜を追う中で、
私が読み上げなくても次の一手が見えるようになっているなと感じました。

あとは反復練習ですね。
今日学んだ定跡手順は、自宅でも、もう一度並べて覚えましょうと
アドバイスしました。

さて、後半はいつもどおり実戦対局です。



ラス前となる今回と最終回となる次回は、
私が受講生の一人一人と平手で対局をして
最後に級位認定証を渡すことにしています。

私がこども達と指導対局をする時は、
駒落ちで対局をしているので、平手で対局するのは初めてです。

いざ、指してみると、思った以上にみんななかなかやります。
序盤もじっくり考えて、読みが入っています。
私なんかは、型どおりに「ここはこう指すもの」という感覚で
指しているのに対して、彼らは良くも悪くも変な先入観がないため、
読みを入れて一手一手指して来るので、感心させられる面もありました。

一方、課題も見えるという面もあったりで、
駒落ちも大切かもしれませんが、平手で指してこそ見えて来るというものも
あるなあと気付かされました。

次回の講座は、いよいよ最終回です。
2月6日(土)10:00~12:00で行いますので
体調など崩さないよう出席してくださいね。

夕方教室は、
来週1月23日(土)15:30~17:30で行いますので
こちらも是非お越しください。
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2016年指し初め

2016年01月09日 | 教室
今日が2016年最初の教室開催日でした。



新年1回目にして、
2名の子が体験入学に来てくれました。
その2名の子は、既に教室に通っている子が誘ってくれたようです。

まずは、私とアシスタントKくんが彼らと対局をして、
どれくらいの棋力かを確認して、
振り駒等の細かいルールを知らないとのことでしたので教えてあげて、
対局前後のあいさつ「お願いします」、「負けました」、「ありがとうございました」を
教えました。

あとは、教室の子たちとどんどん対局してもらいまいました。

今日の彼らのように
神戸こども将棋教室は、随時、生徒募集中ですので
将棋に少しでも興味をもったら気軽に体験してくださいね。

ところで、今日の詰将棋は、古典モノを出題してみました。


これ、将棋を少し知っている人なら必ず解いたことのある有名詰将棋です。
私は、将棋を覚えて間もない頃に出会い、感動した2題でもあります。

ちなみに、出題したこれら2題、しばらく考えていずれも答えられてしまいました。
う~ん、もうちょっと悩んでくれると思ったのですが…(笑)。

来週は、月1回のレギュラー講座の週です。
午前10時~ですので、お間違えのないようにお越しください。
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