神戸こども将棋教室ブログ

岐阜県神戸町(ごうどちょう)の子供将棋教室です。
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換気と暖房

2020年10月31日 | 教室
10月も今日で終わりです。
毎月言っておりますが、
あっという間に一か月が過ぎて行きます…(^^;



秋冬は特に感染症リスクが高まるといわれている中、
感染症対策の一つとして、換気のため
教室の窓を開放しております。
しかし、今日などは寒いというこども達からの声も上がり(^^;
窓を開けながら暖房をオンにしておりました。

これから本格的な冬がやって来た以降は、
暖房をつけたとしても
窓を開放したままということができるか
わかりませんが、
感染症対策と寒さ対策をバランスを取って
やっていきたいと思っております。

今日の教室は1名の昇級者が出ました。
まだ教室に通い始めて1年未満の子で、
級位も今はまだ初級クラスの子ですが、
将来大きな飛躍を予感させる子です(^^)

お家での課題の取り組みが
コツコツ&丁寧であり、
その真摯に将棋に向き合う気持ちがよく窺えます。

将棋に限らず学業なども同じでしょうが、
こういう子が伸びていく子なんだろうなと
思わせてくれます。

ガリ勉にならなくていいので、
やるべきことをしっかりとコンスタントにやり続ける。
簡単なようで意外と難しいことだと思いますが、
これが大切なことなんだと思います。

次回の教室は、11月1日(日)です。
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自ら解決する力

2020年10月28日 | 教室


水曜日の教室ではプリント学習があるので
筆記用具が持ち物として必需品になります。

それでも、たまに忘れ物をしてしまう子がいます(^^;
以前は、私が鉛筆を貸してあげておりましたが、
それだと忘れ物を繰り返す子もいたりで、
簡単に貸さない方針転換をいたしました。

「忘れた時は自分で何とかしましょう」とまず言い、
それでもどうすれば良いか分からないでいる子には
「友達に頭を下げて貸してもらいましょう」と
正解を教えております(^^)

今日も鉛筆を忘れてしまった低学年子がいたのですが、
どうして良いかわらかず、立ち止まっていたところ、
その姿に気づいた高学年の子が自ら歩み寄り
「鉛筆貸してあげようか」と
優しい声を掛けてくれていました。

声を掛けてくれた子の優しさに感心し、
私からもお礼と褒めの言葉を伝えました(^^)

また、忘れた側の子には
「次回からは自分の方からお願いしましょう」
「貸してもらえるのは当たり前のことじゃないよ」
と伝えました。

高学年の子から優しくしてもらった経験を
将来、自分が高学年になった時に
後輩の子に還元して行ってくれれば
永続的に教室は成長して行けることと思います(^^)

次回の教室は、10月31日(土)です。
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「読む」

2020年10月25日 | 教室


唐突ではありますが、
将棋において先の手を考えることを
「読む」といいます。

当然ながら、落ち着きや集中力がないと、
「読み」のパフォーマンスレベルが下がります。
ですので、対局中によそ見をしたり、
ふわふわしているような子は
自らが持つ能力をフルパワーで
発揮できていない状態だといえます。

読みのレベルは高いものを持っているのに、ポカをしたり、
横着に読みを省略(読みを入れずに目についた手だけ指す)したり…
そんなことで、つまらない負けパターンを繰り返し、
能力や実力のわりに結果が伴わない…というケースも
往々にしてあります。

そこは、技術うんぬんではなく、
心の成長こそが飛躍のカギになると考えます。

もちろん、心の成長というものは、
一朝一夕に身に付くものではなく、
むしろ、技術的成長よりも鍛えることが
難しい部分かもしれません。

私も教室では、こども達に技術的な部分以外でも
「人間力」の成長につながるような指導に
努めていきたいと日々考えてはおります。
(まだまだ私も未熟ではありますが…(^^;)

それに加えて、今日の教室でこども達に
勧めたのは、読書(活字を読むこと)です。
これは、将棋の本に限らなくても、
むしろ、将棋以外の分野の本が良いと思います。

活字を読むことで、落ち着きや集中力へつながると思うし、
心や情緒の成長という面でも非常に有益であると感じます。
延いてはそれが将棋上達の観点から見ても
効果的なトレーニング(?)にもつながるかもしれません。

偶然か必然か、将棋の手を「読む」と
本を「読む」という言葉は同じ「読む」です。
何か共通点や関係があるような気がしてなりません…(^^)

次回の教室は、10月28日(水)です。
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コツコツの成果

2020年10月24日 | 教室


今日の教室では、ある子の成長ぶりを
感慨深く見ておりました。

その子はお家でもコツコツと取り組んでいる子ですが、
これまでなかなか勝ちというものが大変な子でした。
たまに勝てることはあるけど、
それよりも負けの数の方が圧倒的に
大きくリードしているような星勘定。

お家でもがんばっているのになかなか結果が出ない…
それでも腐ることなく教室に通い続けるも
1回も勝てずに帰る日も少なくありませんでした。

しかし、今まで積み重ねた勉強量は
将来必ず生きて来ると確信していたので
心配はしていなかったのですが、
それでも、本人が将棋を嫌いに
なってしまわないかと危惧しておりました。

「将来、絶対に勝てるようになるから!」と
励ましてはいましたが、その子が
意気消沈していないか等気にかけておりました。

秋くらいからちょっと風向きが変わって来て、
今日の教室では3勝も挙げる活躍ぶりでした!

”ウサギとカメ”の寓話に喩えるのは
野暮かもしれませんが、
私はこういつコツコツ力をつける
カメタイプ(褒め言葉の意です(^^; )の子が
成長をして行く姿を見るとうれしくなります(^^)

次回の教室は、10月25日(日)です。
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指導する者の心情

2020年10月21日 | 教室
今日は教室日です。



今日は予約の都合で
大きな部屋しか取れなかったのですが、
今日はお休みの子がちらほらあり、
せっかくの部屋の広さを
あまり生かし切れませんでした(^^;

今日の教室では冒頭で
ある子に檄を飛ばしました。
檄を飛ばすといえば響きが良いですが、
悪くいえば叱責かもしれません。

理由は自らが掲げている目標を達成するために
決めたことを実行していないから…というものです。

全くやっていないわけではないけど、
決めた量に達していない不十分なものであった…
というものでした。

立場上、口にしては
いけないことなのかもしれませんが、
がんばっている子達に対して
「もっとがんばれ」と言うことに
心苦しさを感じることも実はあります。

でも、そこで、「もうそのくらいでいいよ」と
悪い意味でハードルを下げてしまうのも
それはそれで無責任な応対だと思います。
(目標自体を修正することはアリだと思います)

だから、指導者は自分の心情はさておいて
各々のこども達がそれぞれ目指している
目標地点へ正しく導くという基本を
貫かないといけないのだと思います。

”心を鬼にして”という言葉がありますが、
鬼になったり、カミナリ親父にならなくとも、
必要なことは必要だと粛々と教える。

そして、こども達にとっても
”目標から逆算して、これだけ
やらなきゃいけないのは当然だよな”
と思って行動できる境地。

お互いがそんなレベルでいられるのが
最強の師弟関係なんだろうなと思います(^^)

次回の教室は、10月24日(土)です。
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