神戸こども将棋教室ブログ

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秋寒

2022年10月19日 | 教室
今日なども朝夕は
涼しいを通り越して寒いくらいで
めっきりと秋らしくなって来ました。
それもそのはず、10月の下旬となり
秋もあっという間に終わって
気付いたら冬になっていそうです(^^;



今日の教室での対局を見ていて印象的だったことは
やはり、将棋は終盤力がモノをいうということです。

そんなことは今に気付いたことではありませんが(^^;
今日の対局を見ていても、
下位者が上位者を土俵際まで追い詰めながら
そこから大逆転負けを喫する対局を
一局ならずいくつか見かけました。

当教室では詰将棋の励行を推奨しており、
詰将棋をがんばっている子は結構いますが、
やはり実戦となると
即詰みの局面(詰将棋の問題図のような形)が
いきなり生じていることは稀で
そこまでの形に持って行く力も求められます。

”そこまでの形に持って行く力”の中には
「詰み」の一段階前である「必至」を解く力も含まれますし
もっといえば、終盤を優勢で迎えるための
中盤の力も含まれることでしょう。

しかし、これらの力をつけるために
ベースとなるのは読みの力だと思います。

例えば、必至でいえば
これも詰将棋のように「必至問題」として
パターン化される分野ですが、
やはり、必至の力を会得するには
詰将棋を解く力が必要となります。

9手先(9手詰)が読めていないと解けない
1手必至の問題などもあったり、
必至も読みの力が基本にあるといえます。

詰みや必死などの寄せの段階に限らず
終盤、中盤、序盤にだって読みの力は
当然に求められます。

初級者からはじまり級位者のうちは
とにかく読みの力をつけることが最重要課題です。

その最適のトレーニングが詰将棋であり、
詰将棋を解くことこそが
その後、上達していくための
土台作りだと私は捉えています(^^)
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