神戸こども将棋教室ブログ

岐阜県神戸町(ごうどちょう)の子供将棋教室です。
受講生随時募集中!無料体験入学できます(神戸町在住以外の子も可)。

1月最後の教室日

2023年01月30日 | 教室


早いもので今日は1月最後の教室日です。
昨日の教室では初心の子たち2名、
今日の教室では中級位の子1名が昇級を果たしました。

先月から今月これまでにかけては
冬のリーグ戦が始まったばかりで
リーグ戦が主戦場であったため
昇級を果たした子はありませんでした。
ですので、久しぶりの昇級者となります。

初心の子たちにとっては、
昇級の経験も少なくあまり実感が
湧かない傾向にあるようですが(?)、
中級位の子たちくらいになってくると
昇級が一つの目標であり、
モチベーションにもなっているようで、
昇級を果たせば”成功体験”として
自信にもつながるようです。

今日、昇級を果たした中級位の子は、
日頃の取り組みからしても”文句無し”の昇級です。
「努力は必ず報われる」とは言い切れませんが、
「努力は確率(可能性)を高める」は
言い切れると私は思っております。

件の子の昇級を見て
さらに一層、実感した次第です。
コメント

濃度

2023年01月28日 | 教室


今日は初段コースの開催日です。
先月の初段コースは雪により休講でしたので
2か月ぶりの開催となります。

現在、初段コースでは、
特定の局面を題材として受け(守り)の力をつける
学習を行なっております。

王手がかかっている局面での合い駒問題など
あまり考えたくない問題揃いです(^^;
気分的にも受けよりも攻めの方が楽しいし、
相手からの攻め(自分から見て「受け」)は
なかなか読みにくいものなので、
攻めよりも受けが好きという子は少ないです。

個人的には、中級位くらいまでは、
受けの勉強は後回し(優先順位低)と考えておりますが、
初段をめざす、またそれ以上をめざすという段階においては
避けては通れないタスクだと思っております。

ということで、現在の初段コースでは
受けをテーマとして勉強を行なっております。
初段コースで扱う内容は、
細かすぎる(?)掘り下げ学習と自称しておりますが(^^;
一つの局面(問題)について、あらゆる可能性と変化を
受講生の子たちと検討しております。
サクサクと、次、次…と進めていきたくなる気持ちを抑えて
一問一問をじっくりと味わい尽くすように
ていねいにこなしていく…。

今日も結局、二問しか進められませんでしたが(^^;
重要なのは問数ではなく、
いかに理解が深まったかだと思っております。
今日こなした二問は受講生たちにとって
記憶にも残り、理解としても深まったものと信じております。
コメント

大寒波

2023年01月25日 | 教室
今日は十年に一度の大寒波襲来と
いわれるくらいの寒い日でした。
雪による休講の可能性も
懸念しておりましたが、
そこまでの大雪にはならず
無事教室を開催することができました。



今日の教室での対局では、
「切れ負け」による決着が2局ありました。
切れ負けというのは、
持ち時間が切れて負けてしまうことです。
局面の優劣に関係なく
持ち時間が切れてしまったら
問答無用に負けとなります。

また、切れ負けと一口にいっても、
持ち時間がなくなったら即負けとなる切れ負けと
持ち時間がなくなっても即負けにならならず
一手何秒以内という「秒読み」となり、
その何秒という時間内に着手できなければ負けという
主に二通りがあります。

前者は、局面の展開などにもより
やむを得ない場合もありますが、
後者は、「技術」の領域です。
つまり、慣れや経験、
そして修練でカバーできる領域です。

今日の切れ負け2件はいずれも後者の方でしたので、
慣れや経験でカバーできることであります。
つまり、課題として意識し修練を積めば
克服できるものだと思います(^^)

努力や意識付けでコントロール
できないことは腹を括って捨てる。
その分、コントロールできる部分に注力する…。
将棋の学習・上達に限らずでしょうが、
そんなメリハリが何事も大切かもしれませんね。
コメント

盤外での学び

2023年01月22日 | 教室


昨日の教室、今日の教室と、
ある子が松葉杖をついて教室に来てくれました。
ケガをしてしまったとのことですが、
座っている分には大丈夫とのことで、
教室に通って来てくれたわけですが、
その気持ちにとても心が打たれました。

その子は、ここ最近、
将棋への取り組み姿勢もとても意欲的で、
もともと感心していたところですが、
今週の教室での姿を見て
なおさら感心いたしました(^^)

「昨日、今日の2日分の成長は必ずあるよ」
と私も思わず声を掛けてしまいました。

また、もう一つ感心したのは、
教室の仲間たちが自然に助けてくれる姿です。
対局の際にはその子の分の手合いカードを
一緒に取りに来てくれたり、
対局が終われば、やはり一緒に提出してくれたり、
教室が終わって帰る際には、
一緒に付き添って、かばんを持ってくれたり…。

”将棋を通じて将棋以外のことも成長する”
当教室ではそんな欲張りな(?)理念を掲げて
それを目指しておりますが、
今日の教室で見て、
こども達が実践してくれていることを
感じ取ることができた思いです(^^)
コメント

ハマるきっかけ

2023年01月21日 | 教室


今日は、今年最初の見学&体験入学の子が来てくれました。
昨年以降、見学&体験入学に来てくれる子が増えており、
特に未就学児~低学年の子たちが多いように感じます。

それと、見学に来てくれる子の傾向でいえば、
藤井四段デビューのころは、
学童で将棋が流行り、その流れで
当教室の門を叩いて来てくれる…という
パターンの低学年の子も多かったのですが、
最近はコロナ禍によるためなのか
流行が一段落したため(?)なのか(^^;
そういうケースが少ないように感じます。

逆に、コロナ禍以降は「おうち時間」が
増えたことが影響しているのか(?)、
ご両親と将棋をやってハマって
当教室に来てくれたという子が多いように感じます。
今日、見学に来てくれた子も同様とのことでした(^^)

いずれにしても、将棋に興味がわき、
当教室に関心を持って来てくれる子が
増えていることはとてもうれしいことであります(^^)
コメント