神戸こども将棋教室ブログ

岐阜県神戸町(ごうどちょう)の子供将棋教室です。
受講生随時募集中!無料体験入学できます(神戸町在住以外の子も可)。

中部5人制支部対抗戦・2019

2019年10月27日 | 大会
今日は名古屋港湾会館にて
中部5人制支部対抗戦が開催されました。

この大会は、
中部地区に所在する日本将棋連盟支部が
その支部に所属する5人1組でチームを編成し、
他の支部と対戦する5人制団体戦です。
(1つの支部から複数チーム出場可)

A級からC級までクラス分けされ競技が行われ
各クラスともにスイス式4回戦の方式により
覇を競いました。

今年の大会には
A級14チーム、B級19チーム、C級24チームが
エントリーしておりました。

こども大会での団体戦は3人制が
主流(文部科学大臣杯など…)であり、
こども達にとって5人制は新鮮だと思います。

当教室は昨年に「西濃ジュニア支部」として
正式な日本将棋連盟支部として認可を受けて以来、
2年連続でこの大会出場いたしました。

昨年同様、今年も2チームを編成し、
ともにC級にエントリーいたしました。

大会前には、
団体戦の方がチームへの責任感を感じるので
個人戦よりも緊張すると言う子もいましたが、
団体戦には団体戦の魅力があります…。



自分の対局が終わっても
チームメイトがまだ戦っていれば
心の中で応援しながら守るのが
団体戦特有の光景です(^^)

将棋は本来個人競技ですが、
団体戦は仲間とともに戦い、
チームが勝利した時に喜びを
仲間と分かち合う感動は
普段の将棋の対局では味わえない感覚です…。

全4試合を行った結果は以下のとおりです。


【西濃ジュニア支部A】
1回戦:3-2勝ち
2回戦:2-3負け
3回戦:2-3負け
4回戦:5-0勝ち
勝点2、勝数12


【西濃ジュニア支部B】
1回戦:2-3負け
2回戦:4-1勝ち
3回戦:4-1勝ち
4回戦:1-4負け
勝点2、勝数11

Aチームは結果的に優勝したチームと
第三位になったチームに当たってしまう
という厳しいアタリでしたが、
第三位チームに勝利するなど
堂々たる戦いぶりで善戦しており
来年以降に期待が高まる結果です。

Bチームは3回戦終了時点では
入賞圏内に入っていた大健闘ぶりで
大人チームに勝って自信を付けた子たちも
多かったのではないでしょうか。

また、4戦全勝で個人賞を獲得した子も(^^)

今回の結果を大きな自信として
さらなる成長を目指していこう!

2回目の出場となった今回の大会、
C級ではありますが、
大人・こども無差別の大会で両チームとも
これだけの成績を残せたことは
私としては「御の字」の結果だと
思っております。

両チームとも昨年は、
チームとしての勝利(勝点)が
1つしかなかったので大きな飛躍です。

もしも開催されれば来年以降も出場を続け、
いずれは入賞を果たしてくれることを
期待しております!

大会に出場した子たちはお疲れさまでした。
そして、支部、教室を代表して戦ってくれて
ありがとうございました。
コメント

約束事

2019年10月26日 | 教室
今日は10月最後の教室日です。



明日の日曜教室および30日の水曜教室は
お休みとなるため今日が今月最後の教室日です。

いつも教室の最後の時間は
ミーティングというほどではありませんが、
「終わりの会」的な場を設けております。

私語厳禁でいつも指導しているのですが、
おしゃべりをしている子がいたので
厳しく指導をしました。

”おしゃべりはダメですよ”という
教室の約束事を破る行為であり、
約束を破ることをもっと重く受け止めましょう
というお話をしました。

約束を守るとか、誤魔化さないとか、
そういう心の部分でしっかりしていないと
将棋にも影響が出るような気がします。

もちろん、将棋うんぬん関係なしに
そういったことは当然に身に付けて
いないといけないことですが、
将棋は、対局中にしても
上達のプロセスにしても
心の強さが特に求められると思います。

いつも言っていることですが、
将棋の技術だけでなく、
人間力とか心の部分でも
こども達が将棋を通じて
成長して行ってくれたらと
思いつつ指導を心掛けております…。

次回の教室は、11月2日(土)です。
午後3時半~、神戸町立図書館にて行ないます。
場所にご注意ください。

なお、10月27日(日)および
30日(水)の教室はお休みとなりますので
併せてご注意ください。
コメント

令和元年度入門コース講座最終回

2019年10月26日 | 教室
今年度の入門コース講座も
今日が最終回です。

最終回は卒業対局と称して
講師(私)と全受講生一人一人と
平手で対局を行いました。

これは毎年の入門コース講座の
最終回で行なっている恒例プログラムです。

正味1時間半くらいの制限時間でしたので
時間内に間に合うかなと懸念しておりましたが、
なんとか今日の出席者全員11名と
対局をすることができました(^^)

中には、私との対局に負けて涙する子も
何名かいて、とても頼もしかったです。

相手が誰であれ
負けて涙を流せるほど悔しがれる子は
将来有望です(^^)

私的にはあっという間の1時間半が過ぎ去り、
最後には一人一人に修了証を渡して
今年度の入門コース講座の全プログラムが終了です。

講座が始まった約半年前には
駒の動かし方もおぼつかなかった子も
今では立派に一局の将棋を指すことができるようになり、
先を読み、手筋を使い、戦法を使い…
将棋の基礎は身に付けてくれました。

入門コースとしてはこれで修了ですが、
さらなる上達を目指したい子は
今後も通常の教室で
さらに励んでくれることを期待しております!

コメント

注目ポイント

2019年10月22日 | 教室
今日は天皇陛下即位の祝日で
こども達は学校がお休みです。
今週末の日曜教室がお休みとなりますので、
今日はその振替としての開催です。



秋のリーグ戦もちょうど折り返し地点です。
現在のところの戦況ですが、
A級は毎季のごとく混戦状態、
B級はフレッシュな顔ぶれでの入賞争い、
C級はランク上位者に一日の長あり、
といったところです…。

毎季そうなのですが、
リーグ戦の見どころの1つとして、
C級の2回戦に私は注目しております…。

1回戦の時には勝てなかった相手に
2回戦では勝っているケースが多々ある子は
急成長の兆しのサインです。

A級など中級以上では
リーグ戦期間の3か月の間で
力関係がガラリと変わるということは
あまりないかもしれませんが、
C級(初級者)などでは3か月の間に急成長を
遂げる子が出て来るケースもあります。

C級のリーグ表を眺めて
1回戦で負けた相手に2回戦では勝っている
というパターンを多く出している子がいると
その後の成長が楽しみになります(^^)

次回の教室は、10月26日(土)です。
午後1時~、入門コース講座
午後3時半~、通常土曜教室
いずれも1回学習室2にて行ないます。

なお、10月23日(水)の水曜教室は
お休みとなります。ご注意ください。
コメント

切り替える力

2019年10月20日 | 教室
昨日に引き続き今日の教室も
図書館にて開催です。



今日の教室で印象的だったのが
大事な対局に負けて
対局後に涙を流していた子の姿です。

あと2連勝で昇級というところまで来ていて
「昇級」が視野に入っていたので
是が非でも勝ちたい心境だったのでしょう。

対局に負けて悔し涙を流すことは
頼もしい姿だと私は思っております。

しかし、泣いているからといって
腫れ物に触るような過保護な対応は
したくないと思っております。

泣いていても通常どおり
手合いはどんどん付けていきます。

もしもこれが大会なら
泣いているからといって
対戦相手は待ってくれません。

泣いていて対局席に現れなかったら
厳格な大会では不戦敗になります。

これは将棋の世界の話だけでなく
社会全般に通ずることだと思います。
自分都合で周りは合わせてくれません。

だから、普段の教室の対局から
メンタルを鍛錬しておく意味も込めて
泣いている子に対して
特別対応や過保護対応はしません。

感想戦もちゃんとやらせますし、
対局もどんどん付けていきます…。

負けて悔し涙を流すことは
大いにOKだと私は考えていますが、
気持ちを切り替えるメンタルを
併せ持つことも大切だとも思います。

次回の教室は、10月22日(火・祝)です。
来週日曜日(休講日)の振替として
開催いたします。

午後1時半~4時、場所はいつもの
神戸町中央公民館にて開催いたします。
コメント