神戸こども将棋教室ブログ

岐阜県神戸町(ごうどちょう)の子供将棋教室です。
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大収穫の一日

2022年05月21日 | 教室


今日は雨が降ったり止んだりの一日でした。
お天気に左右されないのが将棋の長所です(^^)

今日の教室では、全体の星取表を見ていると
ある子が黒星を大量に連ねていることに気付きました(^^)

黒星が大量…、連敗…などと聞くと
ネガティブなイメージを想像されるかもしれませんが、
私が今日受けた印象はそうではありません。

むしろ、真逆で肯定的に受け止めていて
負けても負けても戦いに臨む姿に
頼もしさすら感じました。

また、負けた対局からは
自らの課題や反省点など上達のヒントが
得られることも多くあります。

教室の帰り道などで
「今日の結果はどうだった?」という
会話をされるご家庭も多いと聞きますが、
その際に「全敗だった」とお子さんが答えた時には
「それは残念だったね…」ではなく
「今日は大収穫の一日だったね」とか
低学年の子の場合には
「負けた分だけ強くなれてるよ」と返してあげると
ポジティブに前に進むことができる
メンタリティが育まれることと思います(^^)
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転んで得る経験値

2022年05月18日 | 教室


今日の教室でのある対局でのこと。
対局開始後まもなくして
勝った子が勝敗の結果報告にやって来ました。

「もう終わったの?」と訊くと
「はい。二歩の反則勝ちです」とのこと(^^;

当教室では反則が起きたら
反則は反則として厳格に勝敗を付けております。
ですが、対局後の感想戦の一環として
反則が生じた一手前の局面からやり直しを行ない、
”反則がなかったら…”として続きを指してもらっています。

件の対局でも、反則が生じた一手前の局面から
続きを指してもらいました。

すると、そこから大熱戦が続き、
終わってみれば、反則負けをしてしまった子が
勝ってしまいました!

「反則していなかったら勝ってたってことじゃん!」
と私が述べると二人とも苦笑い(^^;

今日、反則を犯してしまった子にとっては
どんな言葉や理屈で説明されるよりも
反則負けの怖さを身をもって
知ることができました…(^^)
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friendship

2022年05月15日 | 教室
昨日に引き続き今日も
いつもの場所から変更しての教室開催。
今日は神戸町ふれあいセンターです。



昨日も述べましたが
新年度になって以降、新しい仲間が増えております。
新しい子たちにとっては、まだ授業にも慣れず、
ついて行くだけでも大変です。

今日の授業の中で、
ある先輩の子が”若葉マーク”の子の
フォローをしてくれている光景がありました。

定跡学習の棋譜並べでのこと、
どこまで並べたかわからなくなってしまったようで
それを先輩の子が気付いて
フォローをしてくれていました。

これぞ仲間です(^^)
「愛の対義語は無関心」という言葉があります。
愛というと、ここでは
ちょっと大袈裟な表現かもしれませんが、
困っている仲間に対して
自然に助けてあげられることは
まさしく愛情・友情だと思います。

また、昨日も述べましたが、
先輩が後輩を引っ張ってくれるという点からも
とても頼もしい姿だと感じました。

今日のシーンはたまたま私が見ただけですが、
私が見ていないところでも
同様の姿があるのだろうと想像します。

こども達同士でフォローし、フォローされ…が
自然に行なわれている教室であれば
今後ますます成長していけること必至です(^^)
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育成バトンリレー

2022年05月14日 | 教室
ホームグラウンドとして
いつも利用させていただいている
神戸町中央公民館が行事による利用不可のため
今日の教室は神戸町立図書館にて開催です。



新年度になって以降、
教室の新しい仲間が増えて来ています(^^)

新しい仲間が入って来ると
今いる教室の子たちの入門当初のことを
思い出すことがあります。

今でこそ、胸を貸す側として
新しい仲間に厳しい稽古をつけてくれる立場ですが、
そんな彼ら彼女らも昔は
一人のあどけない初心者でした(^^)

そんなことを懐かしむとともに、
入門当初から大きく成長したことを実感できます。

常々、私はよく述べさせていただいていますが、
先輩に教わって上達し、
教わったことを後輩に還元する…
この育成サイクルが上手く循環すれば
当教室はどんどん成長して行けるものと思っております。

当教室は発展途上の教室でありますが、
この文化・風土を根付かせて継承していきたいです(^^)
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2週間ぶりの水曜教室

2022年05月11日 | 教室
GWも終わり2週間ぶりの通常水曜教室です。



今日の教室では
AグループとBグループに分かれての
総当たりリーグ戦を行ないました。

上位の子たちによるAグループは総平手戦
下位の子たちによるBグループは手合割戦
での対局です。

Aグループの子たちの対局は
普段であれば角落ちや飛落ちで
行なわている級位差でも今日は平手戦。

普段であれば下手(したて)を持つ子たちが
力をつけて来ていることを感じていたので
上手(うわて)相手にどこまでやれるかな
という”お手並み拝見”の狙いもあって
総平手を採用しましたが…やってみて大正解。

金星があったり、
金星にまで至らずとも大接戦があったり…
駒落ちになるほどの級位差があっても
イメージほどの差はなく、
平手でやらせても互角あるいは
それ以上のパフォーマンスを
見せてくれることもあります。

成長著しい伸び盛りの子にとって
格上の子を相手に平手で
勝てたという結果は大きな自信となり、
それがまたさらなる向上心アップにつながり、
さらに成長をもたらす…という好循環が生まれます。

水曜教室では平手戦も積極的に採用しながら
今後もやってまいりたいと思います(^^)
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