神戸こども将棋教室ブログ

岐阜県神戸町(ごうどちょう)の子供将棋教室です。
受講生随時募集中!無料体験入学できます(神戸町在住以外の子も可)。

好奇心が原点

2022年01月19日 | 教室


水曜教室では、教室に来た子から順に
プリント学習に取りかかります。

級位や理解度によって、
プリント学習の内容も分けておりますが、
今日のプリントの初級編では
穴熊囲い崩しの演習を行ないました。

穴熊囲いというのは
王将の守りの型(囲い)の1つで
最も防御レベルの高い囲いです。

穴熊囲いに限らずですが、
囲いの攻略にはコツというものがあり、
「囲い崩しの手筋」と呼ばれるコツを知ることで
終盤力のアップにつながります。

ある低学年の子は、
穴熊囲いの崩し方を学ぶのは今回初めてでしたが、
答え合わせでは、目を輝かせながら
その手筋の威力に感動をしていました(^^)

今、その手筋を知らなくても、その手筋を見た時に
その美しさに感動できる子には将棋センスを感じます(^^)

将棋上達のキーワードの1つが「好奇心」だと思います。
好奇心旺盛にに新しい知識をどんどん吸収できる子が
どんどん上達して行く子です。

好奇心は多かれ少なかれ
誰しもが持っているものだと思います。
好奇心ゼロという子はいないはずです。
こども達の好奇心を上手く擽るというというか
こども達の興味を引き出してあげることが
指導者の責務だと思っております…。
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大きな輪を作る

2022年01月16日 | 教室
新しい年を迎えたばかりと思っていたら
もう1月も今日から後半戦。
今年もあと11か月半しかありません(^^;



今日の教室には、
1名の子が体験入学に来てくれました。
教室の子が小学校の友達を誘ってくれて
今回の体験入学となりました(^^)

お家で将棋を指しているとのことですが、
お母さま曰く、将棋のルールもアレンジしちゃって
遊びながらみたいな感じで指しているので
教室に行っても指せるか心配だったとのことですが、
お母さまのご心配も杞憂なくらい
教室の子たちと指していました(^^)

そもそも、今回、体験入学に来た経緯は
本人が将棋をやりたいと
お母さまに自ら申し出て…とのことです!
偶然にも学校の友達が当教室に通っていて
将棋教室のことを教えてもらい
今回、体験入学に来てくれたとのことです。

教室の子や保護者さま方が
将棋仲間の輪を広げて行ってくれることに
とてもうれしく思います。

日頃からよく申していることですが、
一人の普及指導員が普及できる範囲には限界があります。
普及指導員が1から10まで一手に普及を担うのではなく、
今、指導に携わらせてもらっている子・人たちに
将棋の楽しさ、魅力、奥深さ…etcを
正確に確実に伝えることによって
その子・人たちが、次の子・人たちに
将棋の楽しさ、魅力、奥深さ…etcを拡散してくれる。
そして、また次の子・人たちに…という連鎖を繰り返して
普及の好循環が生まれることが理想だと思っています。

そういう意味でも、
今、教室に通ってくれている子たちに対して
どれだけ、熱心に、真剣に、真摯に、
向き合うことができるか。

そのボリュームによって
波紋(将棋普及)の広がりや大きさが
変わって来るのだと思います。
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レジェンドのメッセージ

2022年01月15日 | 教室


今日は、1名の低学年の子が体験入学に来てくれました。
昨夏にお父さんに将棋のルールを教えてもらって、
そこから将棋にハマって今ではお父さんに勝つほどになり
将棋教室に体験に来てくれたとのことです(^^)

対局の合間の途中休憩もそこそこに(^^)、
教室の子たちにどんどん挑んで指している姿に
将棋が好きな子であることはよくわかりました(^^)

今日の体験を通じて、
教室の仲間たちと将棋をがんばりたいなと思ったら
是非また来てください(^^)

さて、今日の教室です。
当教室では、こども達に対して
技術的成長と同等に人間力の成長を目指そうと
伝えているのは当ブログでも
たびたび述べさせいただいておりますが(^^;
先日、体操の内村航平選手が引退を発表され、
その引退会見で印象的なコメントがありましたので
引用させていただきます。

”後輩たちに。(中略)体操だけうまくても
駄目だよっていうことは伝えたいですね。
やはり人間性が伴っていないと競技、
僕が若いときは競技だけ強ければいいと思って
やってきたんですけど、やっぱり結果を残していく中で、
人間性が伴ってないと誰からも尊敬されないし、
発言に重みがないというか。

僕はもうちっちゃいときからずっと父親に、
体操選手である前に1人の人間として
ちゃんとしてないと駄目だっていうのを
言われ続けて育てられたので、
その意味がようやく分かったというか(略)”

下手に私の解釈を述べると
重みがなくなると思いますので(^^;
コメントの引用だけして筆を置きたいと思います。
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一番乗り

2022年01月12日 | 教室
今日は今年2022年最初の水曜教室です。



今日の教室へ一番最初にやって来たのは
最近、熱意と向上心レベルが上がっている低学年の子(^^)
保護者さまのご都合やご理解にもよるでしょうが、
早く教室にやって来るあたりに意欲を感じました。

今日の子とはまた別の子ですが、
先日の教室始業前のこと、
駐車場である子と同じタイミングになり
「早いね」と私が話し掛けると
「教室に入る時間だけでも一番を目指そう」
という旨の話をお父さんとしたとのことです。

その言葉に対して、「絶対強くなるよ!」と
私は思わず言ってしまいました。

昨年に教室に入った低学年の子で
まだ初級の子ですが、
「教室に入る時間だけでも…」という言葉が
謙虚の中にも強い意志が感じられて
とてもすばらしいメンタリティだなと感じました。

教室に早く来るうんぬんというのは、
その子その子のスケジュール予定や
保護者さまの送迎の都合もありますので
私は、早く来ることが正で、
そうでないことが負だというつもりは全くありません。

しかし、件の子においては、
将棋への向き合い方の一つの形として
そのような決め事を立てたことは
真摯な姿勢に当たることだと思います

詰将棋を毎週何問以上解く…
教室は皆勤賞を目指す…
いつまでに何級になりたい…
そのような目標を持っている子も多いと思いますが、
そういったことも真摯な姿勢だと思います。

それこそ、目標やターゲットは何でも良いので
漫然と将棋に向き合うか、
目標や向上心を持って将棋に向き合うかで
1年後、2年後…の成長が変わって来るような気がします。
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第10回記念神戸こども将棋教室団体戦

2022年01月10日 | 教室
今日は祝日ということで特別教室を開催し、
昨夏以来の神戸こども将棋教室団体戦を行ないました。

今回は第10回記念大会です(^^)
2018年3月21日に第1回大会を開催して以来、
こども達の人気企画として
当教室の恒例行事となりました。

節目の10回目を迎えたことで
過去9大会を振り返ってみますと…

第1回(18.3.21)8チーム参加 優勝「がんばりチーム」
第2回(18.7.30)11チーム参加 優勝「団体戦オーダー表」
第3回(18.12.28)8チーム参加 優勝「馬」
第4回(19.3.21)9チーム参加 優勝「全イ」
第5回(19.7.29)10チーム参加 優勝「Mr.棋王」
第6回(19.12.27)6チーム参加 優勝「橋の上の髙橋」
第7回(20.9.21)8チーム参加 優勝「クドミーズ」
第8回(21.4.29)6チーム参加 優勝「ふじいそうたくん」
第9回(21.7.23)8チーム参加 優勝「じゃんけん優勝 将棋も優勝」

コロナ禍以前までは
年3回開催できておりましたが、
コロナ禍以後は休講期間があったりなどで
年1~2回の開催となっております。

夏合宿の中で開催した回(第2回、第5回)は
参加チーム数が2桁となることもありました。

神戸こども将棋団体戦を始めたきっかけは
こども達に将棋団体戦の楽しさを知ってもらい、
将棋がより好きになってもらえたら…というものでしたが、
今ではその期待以上に、こども達にとって
大きな楽しみ、モチベーションとなってくれていることに
私も感慨深いものがあります(^^)

今後も定期的に開催し、第20回、30回…と
歴史を重ねて行くことができればと思います。

さて、今回は第10回大会は初の1月開催です。
3連休の中での開催ということもあって
どれくらいの参加者がいるかと思っておりましたが、
8チームの参加で行うこととなりました。

毎回どおり、参加者の子を棋力別に
大将ポット、副将ポット、三将ポットに
分けた上で抽選を行ない、チームを編成します。

チームメンバーが決まれば、次はチーム名決め。
こども達にとっては、これがなかなか楽しいようで
わいわいがやがやタイムです(^^)

チーム名が決まれば、最後にエントリー抽選を行ない、
1回戦の対戦カードが決まり対局開始です。
なお、競技方式は毎回どおり
3人制団体戦、スイス式4回戦です。

いざ戦いが始まってみると今回は3-0決着が多く、
優勝候補チームまでもがいきなり0-3で
負けるというプチ波乱の出だし…。

教室全体的にレベルアップしている
群雄割拠ぶりを示す結果ともいえるかもしれません。

最終4回戦までを終えた結果、
下記のチームが入賞を果たしました。


優勝 将棋男子 (勝点3 勝数9)


準優勝 戦法バラバラ (勝点3 勝数8)

今大会は全勝チームがなく、
勝点(チームとしての勝利の数)3というチームが3つあり、
勝数(個人勝利の合計数)での決着となりました。

また、今大会は記念大会ということで、
MVP(最優秀選手賞)を設けました。
優勝チームの三将の子が本日唯一の全勝を挙げ、
優勝に貢献したことによりMVPを獲得しました(^^)

入賞チームの子たち、MVP獲得の子はおめでとう!

次回の第11回大会は、
春~夏の時期に開催できればと考えています。


対局風景


副将、三将それぞれ1勝1敗で
大将戦の勝負の行方を見守るチームメイト達


最終結果
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