今日の教室は初段コースと通常教室の二本立てです。
初段コースでは受けについて学習を進め、
「取る?取らない?問題」をテーマに
授業を行いました。
相手が端歩を突き捨てて来た時…
美濃囲いの玉頭の歩を突き捨てて来た時…
金の頭に歩を叩いて来た時…etc
誰もが実戦で経験したことがあるような
どれも悩ましい局面です(^^;
こういった類の問題は公式や法則に基づいて
一概にこたえが出せるものではありません。
とても似ている局面でも似て非なるもので、
あの局面ではAが正解だったのに、
この局面ではBが正解…ということもよくあります。
だからこそ、人は迷うのであり(^^;
将棋は面白いのだと思います。
こういった迷う局面であっても、
方針や優先すべきモノといった基本的考え方を
整理し知っておくことで
実戦で迷った時にも正しい判断が
できるようになるのだろうと思います。
これは将棋に限ったことではなく、
人が生きて行く上での処世術と同じですね…(^^)