神戸こども将棋教室ブログ

岐阜県神戸町(ごうどちょう)の子供将棋教室です。
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梅雨入り

2018年06月06日 | 教室
今日は水曜教室日です。
岐阜県も今日から梅雨入りしたとのこと。
梅雨なので雨は仕方ないことですが、
水曜日は先週も先々週も雨だったような気がします。
まさに”水”曜日です…。

今日の教室には1名の子が体験入学に来てくれました。
幼稚園年中の子です。
お家で「スタディ将棋」(駒に動かせる方向を示した矢印が付いている)を
やっているとのこと。お父さまいわく、駒の動かし方は
まだあやういとのことですが、幼稚園年中の6月時点で
将棋を指せることがまずもってスゴイ!

通常の将棋駒で将棋をやるのは初めてとのことでしたので、
駒に慣れてもらうために、駒の分別、初型配置、各駒の動かし方について
プリントを見ながら学習してもらいました。

今日はたくさん覚えてくれました。
体験入学なのにお腹一杯になってしまったかも(^^;
もしも、将棋をもっとやってみたいなと思ったら
また来てくださいね。お待ちしております(^^)

さて、今日の教室ですが、
今日のプリントではある問題でほとんどの子が
同じ落とし穴にはまっておりました。
将棋用語を使ってしまうと「手順前後」というやつです。

この問題において落とし穴にはまった原因(敗因)を考えると
結局のところ、相手の手(好手)を読み切れていないことにあります。
いわゆる、自分に都合の良いように
読み進めてしまう「勝手読み」をしてしまっている。

勝手読み(相手の手を正確に読めていないこと)は
将棋において致命的です。将棋は先の手を正確に読むことを
競うゲームだからです。

勝手読みをなくす、正確に相手の手を読むレベルを上げるためには
やはり詰将棋を解くことが効果的だと考えます。
詰将棋を解くこと特に解けない問題を解くことは
苦痛を感じることもあるでしょうが、この”我慢”をできた者が
「勝ち」や「悦び」、延いては「成長」を得られるのだと思います。

もちろん、いつも言っておりますが、将棋に関する一切のことは
どの子に対しても強要するつもりはありません。
やるもやらないも、その子自身の権利です。
しかし、将棋において成長を目指すのであれば、
詰将棋を真摯に継続的に取り組むことを強く推奨します。

なお、従来より詰将棋を真摯に取り組んでいる子も多くいるので、
そういう子たちは今後もブレることなく継続して行きましょう!

次回の教室は、6月9日(土)です。
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