もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

民主党代表選候補

2015年01月11日 | 社会・政治問題

 立候補者3名の所信を、産経新聞で読んだ。もちろん新聞のダイジェストでありすべてを字面通り信用するわけではないが・・

 原発再稼働、集団的自衛権、党内融和、野党再編について、温度差はあるものの基本的には現在の潮流と国民の声をことごとく否定する方向であり、誰が代表に当選しても現状の民主党の低迷から脱することは困難であろうと考えた。国会で是々非々の議論を興すとの所信も"団扇とワイン"に明け暮れた挙句、国務大臣2名の首でポイントを上げたと気炎を上げる現実は変わりそうにない。まるで大将の首は無理なので、旗下武将の首で面目を保とうとする戦国時代の弱小大名そのものである。岡田氏の目標とするは、宏池会(昭和30年代の池田勇人首相)であるとか、池田総理は"所得倍増計画"で戦後復興を加速した反面"貧乏人は麦を食え"発言にみられるように、弱者保護より強者の日本牽引を根底に置いた政治家であり、今に残る格差の出発点ともいえる人物である。

 いずれが代表となるも党再建は絶望的で、解党による『最後の民主党代表』にならないことを祈るのみである。逆に解党して理念を同じくする者のみで民主党を再建する方が、国民に分かりやすい党になるかも知れない。

 


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