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もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

終電時間繰り上げに思う

2020年10月22日 | コロナ

 JR東日本が終電の始発時間を30分程度切り上げることを計画していると報じられた。

 この動きはJRのダイヤをベースに運航している私鉄にも波及することは避けられないために、巷の声として、「飲める時間が減る」、「飲食業に大きな打撃」などの反対意見が多いようであるが、全体的には好ましいことではないだろうか。
 そもそも終電時間が現在のようになったのは、電車利用階層がバブル期に夜遅くまで遊べる金を持ったために次第に夜型の人が増えたことが原因で、夜型人間の増加⇒飲食業を中心とした営業時間の延長⇒終電時間の延長⇒夜型人間の増加⇒・・・という無限連鎖の結果であるように思える、中國コロナ禍で、働き方を含むこれまでの私生活がリセットを余儀なくされて人の流れが変わったことを考えれば、終電時間もバブル期以前にリセットされるのも必然で意味あることのように思える。
 自分では、終電時間の繰り上げ⇒飲食業の衰退⇒三次産業に偏っている日本の労働人口配分を是正・飲んだくれ亭主の健康回復・家族団らんの増加は家庭平和を招き・親子の会話は増えて教育効果を上げる⇒更なる終電繰り上げ⇒・・・という新しい連鎖が生まれる<かも知れない>という淡い期待を持っている。
 厚労省は来年の出生数が昨年より11%減少する見通しと発表した。原因は、中国コロナ禍に因る雇用環境や出産のための医療環境の悪化と見られている。自分は、テレワークや外出自粛によって在宅時間が増えるため、かってのニューヨーク大停電の翌年に出生数が著しく増加した例と同様の事態となることを予想し、高齢者のコロナ死亡を併せ考えれば人口ピラミットが幾許かなりとも改善するものと密かに考えていた。しかしながら、在宅時間の増加がDV被害を増すにとどまり、出生数まで低下させている現実を見れば、なんと浅はかな考えであったかと思い知らされるものである。
 そういえば、長期航海を終えて艦が母港停泊となった場合、穏やかな家庭生活は3日で終わるというのが家族持ち乗員の共通認識で、自分の経験もほぼ同様であったことから、『亭主元気で留守がち」が出生数を支えていたものかと思える。

 今回のような異常事態は必然艇に大きな変革を招くことは当然で、素人には考え及ばない事態が今後とも続発することが予想される。これらの予想と対応について政府や専門家は準備怠りないものと信じているが、官営シンクタンクであるべき日本学術会議が何等の提言準備も行っていないことが、同会議廃止論を加速させているとも報じられている。日本学術会議にとっても中国コロナは思いもよらぬ厄災をもたらしたものであろうか。