1月4日(水)9時10分に起床、よく晴れている。少し風があるけど、今日も上々のお
天気になりそう。
3が日が過ぎ、今日から普通の日が始まる。プランターの花に水をまき、咲き終わった花
柄を摘んでやる。
夕刊が帰ってきた。うれしいことに1面の随想欄(昨年の日記で触れた)の新年トップバ
ッターは、時代・歴史小説の名手、朝井まかてさん。「読書初め」とのタイトルで、読書
の楽しさを書いている。
折しも正月2日に朝井さんの「グッドバイ」(朝日文庫)を読み終えたばかり。幕末から明
治にかけて、異国との茶葉交易で巨万の富を築いた長崎の女性豪商・大浦慶の波乱に富んだ
生涯を描いた大作。家事を忘れて夢中で読み通した。
愛読する作家が購読紙に登場するなんて、新年から縁起が良いね。
5日(木)9時10分に起きる。正月に来ていた孫たち(と言っても社会人だけど)も帰り、
日常の朝になった。
今日も穏やかな朝だ。年末に一度強い寒波があったが、どうやらこの冬は穏やかに日々
が続きそうでありがたい。
年末年始ごろごろしていたので、これではいかん、と久しぶりに外出。と言っても休み
休みしながら、近くの公園と武庫川河川敷までだけど。重たいカメラ(ソニーRX10Ⅲ)
をリュックに入れて、青空見上げて出かける。
公園の池にはカモが水面を滑っていたので、しばらく休んでシャッターを切る。ありふれ
たカモばかりだけど、野鳥の写真は、うまくまとめるのが難しい。
堤防を上がって武庫川河川敷公園へ。バスケットゴールボードでは、少年たちがボール遊
び。冬休み中だから、楽しそうな歓声が飛び交っている。
上流にゆっくり足を運んで、ベンチで休む。枯れ草に覆われた地面は平らに見えるけど、
微妙に凸凹があって慎重に歩く。
お父さんと坊やだろうか、凧揚げをしている。ここはまだお正月の風景。帰りに公園の区
分園(市民花壇)に立ち寄る。まだ元気に咲いているバラがあり、撮り歩く。
4時を回ったので、帰りはバス。久しぶりに外の空気を吸って、気持ちが軽くなった。
「あと何回行けるだろうか」と、思いながら自宅近くで、バスを降りる。
<対岸は西宮。六甲の山並みと左手前に甲山(かぶとやま)>
<お父さんと凧揚げかな>
<公園の池の野鳥たち>
<パンパスグラス揺れる池辺>
<市民花壇で、まだ頑張るバラ>