9日(木) 7時30分に起きたら、娘が出勤間近。せっかく目が覚めたのだから雨戸を
開け、朝日をいっぱい部屋に取り込む。
でもこのまま起きるのは少しもったいない?と、再び布団にもぐりトロトロしていたら、
カナがお腹上に飛び乗って同じようにトロトロ。重い。結局起きたのは8時50分だった。
今朝の新聞エッセーで落語家の桂文珍さんが、スマホやタブレットを一向に使いこなせな
いことを嘆いている。そんな人のことを「デジタル難民」と言うらしいが、私も立派な「難
民」だねえ、と納得する。
スマホは持っているけどほとんど使わない、というより、使いこなせない。わずかにNHK
や時事ニュース、カレンダーの予定表、天気予報ぐらいしか活用していない。メールもライ
ンも無縁だ。ラインしたら?と友人に誘われたけどうまくいかない。覚えるのが面倒くさく、
教わってもすぐ忘れる。
世間では、デジタル難民は情報難民とも言われているが、必要な情報は新聞、テレビで集め
ているから、特に不便を感じない。いっそスマホを電話機能中心の以前のガラケー携帯に戻
そうかな、とさえ思っている。ガラケー人間のままでもいいじゃないか、と居直っている。
・買い出し スペアリブ821円、焼き鳥ねぎま串(市販)176円、大根1/3カット58円、富
有柿3個474円、小松菜110円、不二家パフ(おやつ)88円、仏壇の投げ入れ用の花(スプ
レーカーネーション、フリージアなど)994円。
木曜日夕刊恒例の文庫本ベストセラーに、今読んでいる畑中恵「しゃばけシリーズ」(新潮
文庫)の最新刊がベスト10入りしている。
<夕餉>ごはん、大根とスペアリブのピリ辛煮込み、小松菜と油揚げの煮びたし、焼き鳥ねぎ
ま串焼き(市販)、昆布の佃煮、梅干し、漬物。
10日(金) 8時50分に起床、未明に気づいたらカナが布団の上から背中にくっつくように
して寝ていた。「添い寝してくれるのはカナぐらいやねえ」と、苦笑する。
雨戸開けたら穏やかな朝の日差し。暫くは暖かい日が続くという。
コープこうべの宅配日。ウーロン茶のペットボトル6本入りの重いケースは、助手のお兄ちゃ
んに玄関まで運んでもらう。
・買い出し 鶏肉もも770円、筑前煮(総菜)298円、カットパイナップル278円、いち
ご大福(おやつ)78円、パルスイート(カロリーゼロ甘味料)758円、パルスイート(液体)
438円。靴下2足560円。
夕刊に素敵なアサギマダラ物語が出ていた。兵庫県高砂の76歳の男性の庭のフジバカマに飛
来したアサギマダラに「けしご山 10/26 テルコY」のマーキングがあったので、調べたとこ
ろ70キロ離れた岡山市芥子山で三浦テルコさんが放ったチョウで、Yは生まれてすぐ亡くなった
お孫さんの名前の頭文字。三浦さんは、お孫さんが「千の風になって」空を飛び回るのを願って、
Yのマーキングを書き添えたと、高砂の男性に語ったという。
2000キロ旅するというアサギマダラ、千の風になって 無事に任務を終えただろうか。
<夕餉。赤飯(花友さんからいただく)、里芋と揚げ餅と鶏もも肉のさっと煮、筑前煮(総菜)、
昆布の佃煮、梅干し、漬物。
📚 心に響いた名文 📚
生れてこのかた
なにに一番驚いたかと言えば
水一滴もこぼさずに廻る地球を
外からパチリと写した一枚の写真
こういうところに棲んでいましたか
茨木のり子詩集「倚りかからず」(ちくま文庫)
武庫川 詩情(蔵出し写真)