
もう「喪中はがき」が来た。
40年近く親しくしていた友人が、ご母堂を亡くされたとある。
享年88だったそうで、女性の平均寿命87.32歳から見れば、まず天寿に
近い年齢といえるかもしれないが、母を亡くした悲しみは年齢には関係な
いだろう。
毎年、喪中はがきは10通ほど来る。
以前は両親を亡くした「喪中欠礼」がほとんどだったが、最近は本人の
が死亡して遺族からの喪中はがきも多くなってきた。
私のような年齢になると、櫛の歯が欠けるように親しい友人・知人が去
ってゆく。
今年、同じ年に入社しずっと同じ職場で競争したりバカもした親友の訃
報もあった。
「お前も逝ってしまったんやなあ」と、思わずつぶやいた。
毎月配られてくる元勤め先の「社報」の訃報蘭には、OBの死亡も掲
載されており「ああ、この人も・・・」と、見知った人がいると心が沈む。
元気で長生きできるのはありがたいが、同僚たちが次々姿を消してい
くのは、寂しい限り。
気が付いたら、誰もいなくなっていた…なんて、悪夢でしかないだろう。
友人・知人が減るにしたがって、差し出す年賀状も減る一方だ。
現役時代は、関連業者さんも含めて250枚程度出していたのが、今で
は50枚もあれば余るほどだ。
最近は「来年から年賀状は失礼します」と書いてきた友人も、数人いる。
私もそろそろ「年賀状返上」のお年頃に来ているのかもしれない。
!?・・・ちょっと知ったかぶり・・・!?
<喪中はがき>
喪中はがきの歴史は案外新しい。
明治時代に皇室が喪に服したとき、関係する官吏が欠礼の挨拶状を送
ったのが始まりだそうです。
このころは国民に今のような喪中はがきを送る習慣はなく、大正時代
になって一部の国民の間でこの「喪中欠礼」が広まリ始めたとか。
戦後、年賀状にお年玉が付き、一般家庭にも普及した昭和30年ごろか
ら、喪中はがきも広まった。
一般的には、喪中はがきは二親等(親、子供、兄弟姉妹)まで。
喪中はがきをもらったら年賀状は控えますが、何かしら相手に近況を伝
えたいときには、松の内(1月7日)が明けてから「寒中お見舞い」を送るの
が一般的。