リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

流行語大賞に、是非この言葉を!

2019-11-07 10:57:29 | 日記
2019年の「流行語大賞ノミネート語30」が発表された。
流行語はその年の「色」や「傾向」、つまり世相を表すことから、毎
年注目されている。
 
今年はラグビーワールドカップ2019が日本で開催され、日本中を熱
狂させたこともあって、ラグビー関係から5つも選ばれている。
その中でこれはいいなあ、と今年の「大賞」に文句なしに推奨したい
のは、
  「ONE TEAM (ワンチーム)」
だろう。
日本チームが掲げた合言葉で、その文字通り一丸となって大健闘し、
強豪を次々打ち破り悲願のベストエイトまで勝ち進んだ。
そのひたむきな戦いぶりと、観衆のフェアな応援精神が、世界から
「最高の世界大会だった」と絶賛され、開催国の面目を大いにほど
こした。
 
ONE TEAM・・・語感にメリハリがあって、声に出して言うと力が
湧いてくる。
是非、2019年の「流行語大賞」に輝いてほしい。
 
年間の流行語だから、前向きで明るいものばかりじゃない。
  「命を守る行動を」
もノミネートされている。
今年は、この警告を何度聞いたことだろう。
相次ぐ猛烈台風と豪雨で、日本列島は翻弄され、多くの犠牲者がでた。
河川が決壊・氾濫、大切な家が流され、田畑は濁流に蹂躙された。
希望にあふれてスタートしたはずの「令和元年」が、泥海に埋没した。
 
不愉快な流行語もノミネートされている。
  「上級国民」
池袋自動車暴走事故で母子2人を死なせ、多数の歩行者を怪我させた高
齢の運転者が、元高級官僚で勲章も授与されていたという。
警察は逮捕しなかったことから、ネットスラング(隠語)で流行ったイヤな言
葉だ。
「上級国民」とは高収入、大企業や公官庁で働き、社会的影響力ある受勲
者という「定義」があるそうだが、こんな醜悪な腐った階級・種族を作っては
いけない。
私たちが知らないところで、密かに蔓延している「上級国民」がほくそ笑む
社会なんて、まっぴらだ。
 
   ONE TEAMの感激を、もう一度