のしかかってくるような重さを感じる湿気の中、京橋あたりに散歩に出かけました。
『描かれたチャイナドレス」』という展覧会を覗くつもりで・・・
藤島武二,梅原龍三郎・・・主な作品は大正から昭和にかけてのもので、
モデルになった女性たちの「100年前の艶やかさ」にもうビックリ
筆遣いにこもる生気の強さ、みたいなものに圧倒される感じで、知らず知らずテンションが上がり・・・
その展覧会そのものは30点ほどの一部屋だったのですが、順路に従って他の部屋に入ってみると
「考える人」はいるわ、「睡蓮」はあるわ、ゴッホやピカソの小品もあったりして、
なんだか煽られっ放しな感じになり、飽和状態のような空気の中でも、昨夜はハイテンションでした。
銀座もそうですが、京橋あたりも小さな画廊や古美術のお店が本当にたくさんあって、
気軽に覗いたつもりがすっかり魅入られる恐ろしい迫力を秘めた街角なのです・・・・。