愛というものは不思議な力を持っている
人を落ち込ませたり、高揚させたりする
時としてあなたを「百万長者」の気分にもさせるというけれど
私の場合は一つの「夢」をくれただけ
なんていう夢だろう
毎晩同じ夢を見る
あなたが私を抱きしめて「愛してるよ」と言うの
でも目が覚めるとあなたはいない
まったく・・・ね
あなたの唇、あなたの瞳・・・
月の明るい空に舞い上がる気分
でもその後は・・・
天国から転がり落ちるのね
私の心もかたくなで
あなたには気がないのにそれをわかりたくないの
どっぷり落ち込んだこの気分を変えるためには
昔見慣れた悪夢のほうがマシかもね
ヤレヤレ なんて夢でしょう
いまいましいけど 離れられない
この夢を見なくなったら あなたに会えないから・・・
夜ごと私を苦しめ、叶うこともないのに
まったく・・・ね