銀座ジャズバーエムズのブログ

 生演奏のある小さなバー・・・「大人のくつろぎ空間」をお探しの方にご案内申し上げます。

Look For The Silver Lining

2020-01-07 15:27:07 | 

 Jerome Kernの1919年の作品ですが、

現在は、1950年代のChet Bakerの演奏と歌唱で有名です。

彼の声に合っていて、程よくjazzyでいい感じ、ですが、もともとは

1920年のミュージカルに使われた曲。

40年代にはまた別のミュージカルの中で Judy Garlandが歌っています。

このバージョンが歌詞の意味とは一番しっくりくるかな。

 

(彼)

ちょっと説教がましいかな

気を悪くせずに聞いておくれよ

君の瞳に涕は似合わない

微笑みでなけりゃ、ね。

すごく大きく思える難題も 解決する秘策があるんだ

これがその秘密、さ。

 

(彼女)

毎日毎日山のようなお皿やお鍋を

ピカピカになるまで洗いながら

あなたの言うことに耳を傾けて・・・

それがこの日常を生き易くしてくれると信じて

心の中で何度も繰り返すわ

 

青い空に 一片の雲が現れたら

その裏側の輝きを探そう

(格言:すべての雲の裏側は、太陽を浴びて輝いている)

雲に隠されていても 太陽はどこかで必ず輝いているんだから

するべきことは その光を自分が受け取ることだ

心に喜びがあふれていれば

悲しみやいさかいは 遠ざけることができる

だからね

いつでも 雲の裏の陽の当たる側をイメージして

物事の明るい面を見るようにしようよ

 

 ステキな考え方だと思います。

で1930年代に作られた "On The Sunnyside Of The Streedt"

の歌詞にも、ほぼ同じスピリットがありますね。

この題名は「明るい表通りで」と訳されていることが多いですが

「陽の当たる側へ!」というイメージで歌っております

 


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