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君と離れているとき 君をこの腕に抱きしめていない時
何もリアルに感じられない
この世は「仮の宿り」のように思える
束の間現れる泡のようなものさ
でも君がほほ笑むと
その泡の中に虹がかかるよ
そうさ これは紙で作って飾ったお月様
ボール紙で作った海の上に浮かんでいる
でも君がボクを信じてくれるなら
本物に見えるかもしれない
そうさ 布で作った空だよ
こちらも布の木の上にね
でも、愛が本物と信じれば 本物の背景と同じことさ
君の愛がなければ 全ては絵空事
商店街にある張りぼての背景みたいに
虚しく感じられるけれど
バーナム&ベイリーのサーカス団みたいに
全てが作り物のセットの世界でも
僕たちの愛が本物と信じられるなら
それで全てはオーケーさ ♫
この有名な歌の最初の語りの部分(verse)を永年歌っていて、
まるで「方丈記」の冒頭だなあ、と思うわけです。🌙
あちらはこの世の無常についての、もう少し哲学的な慨嘆?
片やこちらは「愛至上主義」で、とても現世的ですが😉
さて、今日から「弥生三月」
くっきり見えている月も、だんだんおぼろになっていくのですねえ🌙