長く現場を続けていると、やはりいろいろな方を
見送る時は訪れます。 それはいたしかたのないことですが、
必ずしも年の順とは限りません。 心の痛むことです。
音楽とその現場だけを共有してきた場合が多いので、
「偲ぶ」ということは、集ったミュージシャンやファンで
「こんな曲、彼は好きだったよね」「よく弾いてくれたよね」
という会話や、その演奏をしみじみと味わう、ということに
尽きると思っています。
在りし日の演奏、トークを想いつつ、今週は
出来る限り、小谷教夫さんのレパートリーを選んで
お届けいたします。