昨日(9/13土)【昭和モダン亭Ⅴ】を開催しました。
歌謡曲が洋楽の影響を強く受けながらも、日本人独自の感性を持ち、広く聴かれ歌われた時代、
だから【モダン亭】は、昭和40年代くらいでたぶんフェイドアウトします。
昨日の演奏のテーマは「昭和の夜 月と星」
高浜さんの発案で、「黄昏、夕日、夜霧・・・」などがしきりに歌われた時代をメインにした選曲でした。
夕日に赤い帆
白い夜霧のブルース
ワシントン広場の夜は更けて etc....
オマケ?としてところどころで「夜霧よ今夜も・・・」とか「赤坂の夜は・・・」とか
トークとともにちりばめたりなんかして
私のほうの「昭和歌謡」も
君待てども・・・・「まだ来ぬ宵。。。」・・・「宵待ち草」・・・大正歌謡
黄昏のビギン・・・「たそがれの街・・・」
銀座ブルース・・・「黄昏行く銀座 ・・・・今宵更け行く銀座・・・」
(昔在籍したマヒナスターズと松尾和子オリジナル、ゲスト;フランク永井by高浜さんの声色で)
ワン・レイニーナイト・イン東京
(これ、マヒナのディナー・ショーのオープニングテーマだったのです。
コーラスでしかやったことなかったけれど、数十年を経てリード・ボーカルとして歌うとは。。。感慨
高浜さんアレンジのモダンな16beat・・・この表現がすでに古いでついつい盛り上がり、アレンジャーもご満悦でした)
二部はおなじみの月と星の歌をちりばめて
でもカントリー、昭和歌謡、ジャズの「青い月三部作」もあり。
ラストの「見上げてごらん 夜の星を」でまたしても熱唱してしまいました
それにしても、デリケートな日本語の歌詞をたくさん歌うことの難しさ
二部で英語が多くなって、マジで一息つきました
高浜さんの類稀なアイデア、記憶力、再現力、物マネ力酒井さんとの息の合った当意即妙な演奏、
私のジャズ歌手としてはちょっと変わったキャリア、この三人がそろわなければ、とうていこのサイズでの
ライブは不可能な企画です。(つまり、こういうものを再現するには大掛かりなアレンジ、多数の演奏家、
長いリハーサル=大きな舞台設定 を必要とするのです。)
ここまで5回のシリーズ企画をしましたが、これにて一応完結。
今後はこのユニットのレパートリーの一部として、時々「特集企画」にしようかな、と思っております。