スマトラ島沖地震に付いて、国連のアナン事務総長が「被災国の復興完了には、5~10年かかる。」とし、「1945年末迄の死者数が約14万人と推定される原爆に拠る広島の犠牲者数を越えるだろう。」と述べた。国連が発足して以降最大規模の災害に、被災国の混乱はまだまだ続いている。そんな未曾有の大災害の裏で、様々な事が起きている様だ。特に気になった事を二つ取り上げてみたい。
① 変節殿下と占い師
カンボジアの . . . 本文を読む
昨日の新聞に、「人が減る! ニッポン力で挑む① 20XX年、高齢者は日本を去った。」という特集記事が組まれていた。12年前にバイク事故で脊髄を損傷し、四肢麻痺状態となった現在67歳の男性の話だ。彼は今、フィリピンの介護施設に居る。此処で1ヶ月前から、1対1の完全介護を受けているのだ。
事故以降、彼は幾つもの病院や施設を転々とした。「人間らしく生きたい。」と思い続ける彼にとって、日本には行き場が無 . . . 本文を読む
災い多き年だった2004年も過ぎ去り、新しい年を迎えた。毎年思う事だが、今年こそはより良き年になって欲しいものだ。
ところで、昨年はプロ野球界に於いても、多くの問題が一気に噴出した年だった。球界では今年を改革元年と位置付け、低迷する野球人気の盛り上げを図るという。各チームでも、独自に新しい試みをしようという動きも出ている。それはそれで良い事だと思う。積極的に新機軸を打ち出して欲しいものだ。
唯 . . . 本文を読む