ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

与四球

2022年06月04日 | スポーツ関連

今日の記事、数字は全て「6月2日の全試合終了時」の物で在る。

開幕ダッシュに成功し、“若い力”も台頭して来た我がジャイアンツだが、GW以降はチーム状態がピリッとしない。『チーム打率:.241(リーグ4位)、チーム本塁打:62(リーグ1位)』という数字は残しているものの、チャンスに中々打てない打撃陣。失策が多過ぎる(「40」でリーグ1位。)。、そして四球が多く(「166」でリーグ1位。)、其処からの失点が目立つ。というのが、ジャイアンツが苦戦している大きな要因だろう。

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「セ・リーグのチームの与四球数」

1位: ジャイアンツ(166[約2.86/試合])
2位: カープ(142[約2.58/試合])
3位: ベイスターズ(140[約2.85/試合])
4位: ドラゴンズ(133[約2.50/試合])
5位: スワローズ(120[約2.26/試合])
6位: タイガース(115[約2.05/試合])
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1試合当たりの与四球数で言えば、そんなに差が無い様にも思える。でも、他チームがどうかは判らないけれど、ジャイアンツの場合は兎に角、「与四球絡みの失点が多い。」様に感じる。

「与四球は、全て悪い。」とは思わない。戦略として「意図的に四球を与える。」という事も在るからだ。でも、其の場合は、「与四球の後、絶対に失点してはならない。」という大前提が在る。

ジャイアンツの与四球の多さは、投手陣のコントロールの悪さ“だけ”が原因では無い様な気がしている。大城卓三選手のリード顕著だが、「(際疾いコースを要求し過ぎる余りなのか?)1球&2球目がボールとなり、結果的に与四球となる。(又は、仕方無くストライク・コースに要求し、其れを打たれる。)」とか、「ノー・ボール&2ストライクと追い込み乍ら、“無駄球”を投げさせてフル・カウントにしてしまい、最終的には与四球としてしまう。」という場面が、矢鱈と目立つ詰まり捕手のリードに問題を感じるのだ。

最後に「NPB史上、通算与四球の上位3投手」を調べてみた所、1位:金田正一氏(1,808)、2位:米田哲也氏(1,480)、3位:中尾碩志氏(1,436)錚々たる名が並んでいる。「此れだけの与四球をも許されてしまう程、物凄い実績を残した投手。」という証左だろう。


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