ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

宇宙ステーションでは、“レレレのおじさん”が必要!?

2014年01月26日 | 時事ネタ関連

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宇宙ステーション 掃除ロボ募集 ~若田さんも大変!?~」(1月25日付け東京新聞【夕刊】)

 

人間が生活する以上、日頃の掃除が欠かせないのは、国際宇宙ステーション(ISS)も同じ。長期滞在中の若田光一さん(50歳)等、飛行士は週末の自由時間等に掃除をしているが、宇宙航空研究開発機構はISS内を自由に移動して掃除するロボット技術の募集を始めた。内の企業や大学等が対象で、優れた提案が在れば、試作機を共同開発。早ければ2017年に、ISSで実証試験を行う。

 

無重力のISSでは床に溜まる事は無いが、空調の吹き出し口等に髪の毛やが詰まったり、手摺りパソコン等、人の手が触れる場所が汚れたりする。機器過熱や故障の原因になる場合も在る、定期的な掃除は欠かせない。飛行士は滞在中、備え付けの掃除機や布で綺麗にしている。

 

宇宙機構は、飛行士が実験等に充てる時間を成る可く増やす為、掃除の自動化を検討家庭用ロボット掃除機の様に、定期的にISS内を巡回して掃除するロボットを開発する事にした。

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テレビ東京経済報道番組ワールドビジネスサテライト」で先日、“強風でも飛ばない紙皿”というのが取り上げられていた。野外でバーベキュー等をしている際、並べていた紙皿が強風で飛ばされてしまったという経験をした人は結構居られ様が、其の心配が無いという紙皿。考案したのは愛知県立豊橋工業高等学校の生徒達で、「全国高等学校ビジネスアイディア甲子園」に此のアイデアを応募し、凡そ6千件のアイデアの中からグランプリを受賞。食品包装等を手掛ける地元メーカーにプレゼンを行った所、商品化する方向になったそうだ。

 

「紙皿が飛んでしまうのは、(紙皿の)下に風が入り込んでしまうから。だったら、下に風が入り込まない様にすれば良い。」、そういった発想で高校生達は、紙皿の周りを紙で“状”に覆った試作品を作り上げた。言われてみれば「何だ、そんな事か。」と思うだろうけれど、人が気付かなかった事に気付いた彼等は、素直に「凄い!」と思う。

 

宇宙ステーション内の問題と言えば、「排泄」やら「酸素供給」やらと目先の事に思いが行き勝ちだが、「掃除」の問題というのは思いが到らなかった。強風でも飛ばない紙皿同様、言われてみれば「何で其処に、思いが到らなかっただろう。」という事柄。

 

宇宙ステーションでは、“レレレのおじさん”が如く只管掃除してくれる存在が必要なのだ。


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