ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

プロ野球順位予想(2007年度) Part2

2007年03月14日 | スポーツ関連
次にセ・リーグの順位予想に移りたい。

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=2007年度順位予想=

【セ・リーグ】
1位 ドラゴンズ
2位 ジャイアンツ
3位 タイガース
4位 スワローズ
5位 ベイスターズ
6位 カープ

こちらも下位2チームに関しては、ベイスターズ及びカープというのはスッと浮かんだ。過去に何度も書いている事だが、「決して潤沢とは言えない資金力乍ら、独自の発想と努力でチームを作り上げている。」という点でカープというチームにはとてもシンパシーを感じており、本来はもっと上の順位にしたい所。唯、哀しいかな総合力で他チームとの差が在り、最下位と予想。

ベイスターズは、昨年より1つ順位を上げての5位とした。大矢監督の手腕に期待するというよりも、ジャイアンツから移籍した工藤公康投手&仁志敏久選手がそれなりに活躍するのではないかという読みからだ。抑えのマーク・クルーン投手の調子も、今年は良さそうだ。

昨年は「投手力の弱さ」という理由から、5位に予想したスワローズ。結果的には3位と外してしまった訳だが、今季は昨年以上に投手陣に関して古田兼任監督は頭を悩ます事になるのではないか。又、岩村明憲選手が抜けたのも痛い所。

2位及び3位は、かなり悩んだ。3位にしたタイガースは、「エースとしては不甲斐ない。」と言われ続けて来たとはいえ、エースの井川慶投手が抜けたのは大きいと思うし、中継ぎ&抑えに今季は不安を感じる。そして幾ら”鉄人”とはいえ、今年で39歳になる金本知憲選手に対してチームが精神面&戦力面で過度な期待をしてしまうと、一寸危険な気も。唯、順当に行けば2位を予想する所では在る。

2位には我がジャイアンツを予想。正直言って、願望も含んだ予想では在る。しかし小久保裕紀選手が抜けたとはいえ、常時出場が期待出来、且つ精神的な拠り所と為り得る小笠原道大選手の加入は、小久保選手の穴を補って余り在るだろう。昨年オフに彼のジャイアンツ移籍が噂された際には断固反対を主張した自分だが、これは「もう好い加減、他チームから”出来上がった”選手を獲るのでは無く、自前の戦力を育成して欲しい。」という観点での事。彼が戦力的”にも”大きいというのは間違いなく、昨年よりはチーム全体が腰を据えて闘える環境になったのではないだろうか。門倉健投手や谷佳知選手等、他の”新しい仲間達”にも頑張って貰いたいが、それ以上に生え抜き選手達の奮起を熱望。特に注目しているのは共に2年目の辻内崇伸投手&姜建銘投手だ。

そして1位だが、投手力で抜きん出ているドラゴンズとした。一度は絶望の淵に立たされたで在ろう中村紀洋選手も、新天地では死に物狂いで頑張る事だろう。間違い無く一軍登録される筈で、彼が力を最大限発揮出来ればドラゴンズの独走状態も充分在り得る。このチームの不安と言えば、首脳陣と選手間のトラブル位か?
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当たるも八卦、当たらぬも八卦。今季の順位予想はどの程度的中するか、楽しみでも在り不安でも在る。

尚、今回Part1で使用した画像、この人物を知らない若い方も多い事だろう。この方はタイガースの元選手にして、”ヒゲ辻”と呼ばれた辻佳紀氏。昔から個性的な人物が多かったタイガースに在って、彼も好きな選手の一人だった。引退後は解説者を務められる一方でタレント活動も行なわれ、バラエティー番組「たまりま7(セブン)大放送!」での”パンツマン”の勇姿は今でも忘れられない。48歳で夭逝されたのが本当に残念。因みに、彼の実弟が福井魚辻」という店を営んでおられる。

*1 正確に言えば字数の関係で記事を2つに分けたので、1,000本目及び1,001本目の記事という事になるが。

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5 コメント

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おめでとうございます! (久保課長)
2007-03-16 18:42:45
ブログ記事1000本達成おめでとうございます!
1日1本以上、それもきちんと中身のある内容のものを書き上げるなんて、素晴らしいの一言です。次は2000本の名球界入り(?)目指して頑張ってくださいね。

順位予想ですか、もうそんな時期なんですね。
僕もgiants-55さん同様、今年の1位はホークスとドラゴンズで決まりかなと思います。セリーグは我がタイガースも含めて他に優勝しそうなチームが見当たりません。ジャイアンツ2位予想ですか・・・うーん、どうでしょうねぇ。
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>久保課長様 (giants-55)
2007-03-16 20:09:25
過分な御言葉を頂戴し、とても嬉しいです。有難うございました。ブログの世界に飛び込んだ当初は、1,000本どころか100本も記事を書き続けられれば良いなという感じでした。1,000本を意識し始めたのは700本を超えた辺りだったでしょうか。そして特に印象深いのは、敬愛する王さんの生涯ホームラン数868本を超えた869本目の記事。何とか名球界入りの条件を満たせる様、今後書き続けて行きたいと思います。

やはり1位はホークス&ドラゴンズと読まれますか。この2チームは総合力で抜きん出ている感じが在りますよね。タイガースは正直厳しい1年になる様な気がしますが、ジャイアンツに関しては何故か「今季は結構頑張るのではないか。」という予感がしています。この数年が余りにも酷過ぎたので、流石に今季はそれなりの結果を出してくれるだろうという希望的観測が主なんですけどね。
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1000本達成記念予想その1 (ハニスポ)
2007-03-18 21:58:13
1000本ブログ記事達成おめでとうございます。
これだけの本数を書け、それでいて1本1本の武将の質も高いので、素晴らしいの一語に尽きます。
ここまで来たら、張本氏(3000本)やピート・ローズ氏(4000本)を目指して見るのも良いかと。

さて、私も順位予想をしましたが、去年と違ってほぼ完全に私情が絡みまくっています。

パ・リーグの順位予想
1.H(日本シリーズ出場権獲得) 2.M 3.L 4.F 5.E 6.Bs

まず、ドベにはオリックスを置きました。オリックスは新任の球団社長の暴言に始まり、長年チームの顔を務めていた谷外野手を放出したり、ノリ内野手を放逐しておいて、そのくせ1年のブランクのあるローズ外野手を補強するという愚行をやらかしており、そんなチームが、去年からノムさんの元で真摯に野球のスキルを向上させた上、田中投手という”新たな光”を手にしたイーグルスより上の順位に予想できないという感情が働いたからです。

2~4位は予想しにくかったのですが、去年のアジア覇者・ファイタースを4位に予想したのは、やはり新庄氏に加え小笠原内野手も去って、さすがに連覇へのモチベーションがあったとしてもキツいのではと思ったからです。
また、3位に予想したライオンズなんですが、その理由は裏金問題ではありません。近年のライオンズはホークスと同様、親会社の不出来に晒されてながらも常に優勝争いを戦い続けており、選手達はそういった事に対して耐性を持っているように思えるのです。
それでもライオンズを3位に予想したのは、松坂投手が去った事もありますが、チームの4番であるカブレラ内野手が年々全盛期の力強さを失いつつあると感じたからですが、中島内野手や”おかわり君”あたりが代わりに奮起すれば、2位もあるかもしれません。
で、2位のマリーンズについては、ほぼ消去法で順位予想したのではありますが、里崎捕手やTSUYOSHI内野手、今江内野手等の日本代表経験者達がまた日の丸をつけて戦いたいという気持ちが力になるのではないかと思ったからです。

最後に、ホークスについて。
近年ジャイアンツの人気・実力面での下落により、タイガースとともに新たな”球界の盟主”の名を欲しいままにしているわけですが、本当の”球界の盟主”ならば、プレーオフという”悪法”なんぞに屈しないはずであり、
「多くの野球ファンが許したらしいが、この俺が許さない!こんなチームに”球界の盟主”という金看板を託せない!!」
と(ホークスに対して)思っているわけです。
ただまぁ、王監督だけでなく小久保内野手が戻ってきた事ですし、もういい加減”悪法”を乗り越え、その呪縛から逃れた勢いで日本一&アジア一に輝くだろうと予想しました。
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1000本達成記念予想その2 (ハニスポ)
2007-03-19 00:57:56
長文過ぎたので、分けました・・・。

セ・リーグの順位予想
1.D(日本シリーズ出場権獲得) 2.T 3.G 4.C 5.YB 6.Sw

まず、5年ぶりだけでなく、平成元年以来となる「平成元号&西暦の奇数年での優勝」を目指すジャイアンツについて。
アゴ倉投手のFA移籍の引き換えに”優勝へのノウハウ”の塊とも言える工藤投手をベイスターズにふんだくられた時点ではドベに予想していました。
「こんなチームが、勝ち方を知っているスワローズや、メンツが揃い始め、機運の高まりもあり(黒田投手の残留(カープ)、大矢監督の復帰+移籍選手(ベイスターズ))、あとは”優勝へのノウハウ”を導入するのを待つだけとなったベイスターズやカープを上回れるとは思えない。」
と。
でも、やはりファンだからなのか、家族のために関東に戻る決断をした小笠原内野手や復活を図ろうとする谷外野手の真摯な姿勢を「外様だから」と無下にする事が出来ず、”優勝へのノウハウ”を持った伊原コーチ、「ローズ内野手(元・ベイスターズ)やシーツ内野手(タイガース)の再来」となってほしいゴンザレス内野手、いっその事上原投手や二岡内野手に取って代わって欲しい内海投手や脇谷内野手ら生え抜きの若手、金刃投手、松本外野手らルーキー達への過大な期待も捨てられないし、何故かAクラス入りとか優勝とかを期待しちゃっているのですよ。
(ただ、そんな期待が現実化する程、今のセ・リーグは甘くないですが・・・。)

次に、ジャイアンツと同じくAクラス入りを狙っていて、4~6位の予想がしにくかった3チームに関して。
スワローズは岩村内野手(デビルレイズ)の穴を、「財政難」と言う理由で小笠原内野手やノリ内野手で埋めようとせず、新外国人のガイエル外野手をライトに据え、去年のライトのレギュラーである宮出外野手を三塁にコンバートする等、現有戦力で乗り切ろうとしていますが、例え勝ち方を知っているとは言え、やりくりだけで勝てる程セ・リーグは甘くないと思って、5位以下と順位を予想しました。
あと、ベイスターズとカープですが、両チームとも監督に”優勝へのノウハウ”があるかどうかに加え、カープでは黒田投手の残留による機運の高まりが続いているのか、ベイスターズでは工藤投手や仁志内野手がチームにどんな好影響を与えているのかと昨シーズン大きく負け越したタイガースやドラゴンズに食らいつけるかにAクラス入りがかかっていると思ってます。
一応4位カープ、5位ベイスターズと予想しましたが、順位が逆になるかもしれません。

それとタイガースですが、井川投手の穴は江草投手や能見投手あたりが埋めてくれると予想し、ジャン投手やボークルソン投手といった両新外国人投手も気になる存在ですので、Aクラス入りを予想はしております。
ただ、一昨年の日本シリーズや昨シーズンに見る、「良い流れに乗ると強いけど、悪い流れに乗ると・・・」といったチームの体質が命取りになるのではないかとも思っておりますし、福原、安藤両投手の開幕アウトも気になりますが、それよりも藤川投手の2年間の疲労とかがもっと気になります。

最後に、去年の日本シリーズで1勝4敗で敗退したものの、「前年の日本シリーズで0勝4敗で敗退したチームは連覇できない」というジンクスを見事回避したドラゴンズを優勝と予想しました。
日本シリーズでは持病(貧打病)を発症したものの、ソツのない野球は相変わらずに思え、ノリ内野手の獲得もチームに悪影響を与えてなさそうですし。(それにしても、何で小笠原内野手は取らずにノリ内野手は取ったのだろう?安上がりってだけ?)
不安があるとすれば、2度日本シリーズで勝てなかった事と、長嶋コーチの辞任で感じられた落合監督の不可解さ、ですかね。

今年からセ・リーグでもプレーオフが行われますが、ドラゴンズの日本シリーズので成績の悪さや他チームのその時の勢いとかがあるため、予想がつきません。一応、ソツのなさを買ってドラゴンズが勝ち抜けと予想しときます。

かくして、明らかに当たりそうにない順位予想をしたわけですが、相変わらず短くまとめる事が出来ませんでした・・・。
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>ハニスポ様 (giants-55)
2007-03-19 01:46:07
書き込み及び身に余る御言葉を頂戴致しました事、誠に有難うございました。ハニスポ様を始めとした多くの皆様方の御蔭で、何とかかんとか此処迄辿り着く事が出来ました。3千本のおっちゃんや、博打好きのおっちゃんの記録迄到達出来るかは判りませんが、何とか記事の”キレ”が落ちない様に続けて行きたいと思います。

パ・リーグですが、オフ・シーズンでのゴタゴタ劇を見る限り、申し訳無いのですがバファローズには上昇要因が見当たらず、逆に下降要因ばかりが目に付いてしまいます。選手個々には良い人材が居るのに、余りにも球団上層部が野球に愛情が無さ過ぎ。例えそれがパフォーマンスに過ぎなかったとしても、ゴールデンイーグルスのオーナーの様に現場にチョコチョコとトップが足を運んで欲しいもの。勿論、「金は出すが、口は出さない。」というスタンスで御願いしたいですが(笑)。

ファイターズはダルビッシュ投手や八木投手といった若手投手が何処迄踏ん張れるかで、今季の順位は大きく動く様に思います。マリーンズはホークスから移籍したズレータ選手が往年の輝きを見せられたら、元々打者陣は揃っているチームなので面白い存在になるでしょうね。ホークスに関しては全く同感です。

そしてセ・リーグですが、最も不安定要素が見当たらないのはやはりドラゴンズだと思います。強いて言えば記事内でも触れた監督とコーチ&選手達との微妙な隙間風。某ベテラン選手が「落合監督の中村(紀)選手に対する重用ぶり」に関して不穏当な発言をしたという話も漏れ伝わっており、この微妙な隙間風がどんどん強くなって来る様だと大本命の座から落ちる事にも為り兼ねない気がします。

タイガースに付いては投手陣に不安を感じていたのですが、昨日の対ジャイアンツ戦では能見投手が想像以上に素晴らしいピッチングを見せ、「タイガース恐るべし。」という印象を強くしました。そうなると問題は、金本選手への依存度を過度にしないという点だけでしょうか。

ハニスポ様はカープの順位を4位と予想されたのですね。自分は最下位を予想しましたが、心の中ではこのチームのスタンスが非常に好きなので、何とか一つでも上に行って欲しいという思いが在ります。ゴールデンイーグルスを除いた11チームの中では、恐らく最も優勝から遠ざかっているチームだと思いますし、過去2年間に関しては日本一を達成したチームの指揮官は外国人という事を考えると・・・。

ジャイアンツはどうなんでしょうね。OP戦の勝敗で言えば昨日迄は「4勝7敗2引き分け」と頭を抱えたくなる数字なのですが、少なくとも攻撃に関しては選手達の間にそれなりの意識改革が進みつつ在る様にも思います。特に走塁面でそれを感じる訳ですが、昨日の試合でも好走塁を見せた松本選手に引っ張られて、中堅&ベテラン選手にもっともっと溌剌とした走塁を見せて貰いたいです。問題は投手陣かもしれませんね。
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