ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

4人に1人が経験

2016年02月27日 | 時事ネタ関連

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「働く女性の4人に1人、流産経験 全労連が調査」(2月25日付け東京新聞【夕刊】)

 

全労連は24日、働き乍ら妊娠した事が在る女性の4人に1人に当たる23.2%が、流産を経験した。との調査結果を公表した。妊娠中の経過に付いて「順調では無かった。」とする人が66.1%に上り不調の内容として27.5%が「流産の危険が在る切迫流産早産。」を挙げた。全労連は人手不足等で、時間外労働免除といった制度を利用し辛い雰囲気が在るのでは。ている。

 

調査は昨年4~7月、2011年以降に妊娠した働く女性2,909人を対象に実施。

 

回答等を除いた2,640人の内、流産経験者は612人。内124人が2回流産、40人は3回以上、流産していた。職種別では「販売・店員」(29.7%)、「外交・営業」(25.9%)が比較的高かった。

 

日本産科婦人科学会ホームページは「妊娠の15%前後が、流産に至るとの統計も在る。」としている。

 

時間外労働免除に付いては「元々、時間外に働いていない。」等を除いた1,907人の内、「免除された。」、「一定期間は免除された。」が49.5%。一方で「代替職員がない等、職場の事情で請求しなかった。」が31.3%、「免除出来る事を知らなかった。」も15.7%に上った。

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「働く女性の4人に1人が流産を経験している。」というのも然る事乍ら、「其の流産経験者(612人)の内、約20.2%(124人)が2回、そして約6.5%(40人)が3回以上流産している。」という数字には驚かされた。

 

「子供を作るor作らないは個人の自由で在り、作らないからという事で、他者からどうこう言われる筋合いでは無い。」と思っているけれど、「の未来を背負って立つ子供達を、国は支える責務が在る。」とも考えている。少子高齢化が叫ばれて久しいが、少子化改善の端緒として、「働き乍ら妊娠した女性を、どう守って行くか?」というのは、非常に重要な問題だろう。


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2 コメント

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こんばんは。 ()
2016-02-27 20:15:51
妊娠した女性、あるいは、その佳境に入った女性には、労力として、負担はかけられませんね。こうした、知られざる事柄に対しては、情報公開とその共有でしょう。

育児休暇とか言いますが、妊娠した女性を守る事とは、男性が、耳障りの良いイクメンとなるだけではないでしょう。例えば、女性が抜ける事によって、負担が増える会社に出向し、女性が担う労働の代替えはできないのかと。女性の負担を減らし、休養期間をもっと延ばすには、男性の育児休暇よりも良い方法だと思います。
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>隆様 (giants-55)
2016-02-28 02:16:09
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

何度か書かせて貰っているのですが、「男女平等」という概念は重要だし、出来る限り其の方向に近付けるべきとは思っているものの、完全に平等というのは現実的に無理で、又、其の事による弊害も結構在るのではないかと考えています。身体の作り一つとって、男女では違いが在るのですから、100%一緒にするというのは無理だし、違う様に身体が作られたからには、違いに基づく役割が在るのだろうし。

ですから、育児休暇というのも男女が等しく、且つ全く同内容で設けられるべきというのは、個人的に違和感を覚えています。

隆様が書かれている様な形で、男性が女性をサポートするというのも在りでしょうね。
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