ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

高度数千mの大気中を生きた儘“旅”出来るらしい

2022年06月10日 | 其の他

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バイオエアロゾル大気中に浮遊する生物由来粒子状物質総称
花粉胞子真菌細菌から、ウイルス有機粉塵含む。
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週刊現代」には「今週の『へえ~、そうなんだ』」というコラム連載中で、5月28日号はバイオエアロゾルの1つで在る「バチルス・サブチリス」、所謂納豆菌」を取り上げていた。

納豆菌は胃酸真空、熱、極寒等、“厳しい環境”にも耐えられる、自然界で抜群の生存力を誇るとして知られているが、高度数千の大気中を生きた“旅”出来ると言う。

バイオエアロゾルの殆どは、高度が上がるに連れて紫外線や乾燥、マイナス数十度の寒さで破壊されてしまう。だが、納豆菌は違う。普段はソーセージ状の形をしているが、周辺環境が悪化すると球状に変形して「芽胞」を形成し、身を守る事が出来るのだとか。

研究者から、微生物の空飛ぶ箱舟”と呼ばれている黄砂。「
乾燥や気温変化から、微生物を守る役割を果たしている。」事が理由だが、納豆菌は其の黄砂等の鉱物粒子に付着し、高度数千mの大気中を生きた儘移動している。

近畿大学牧輝弥教授の実験によれば、能登半島上空3千mで採取した納豆菌を、煮豆と一緒に40で保温した所、糸が細くて粘りは若干弱いものの、立派な納豆が完成した。そうだ。


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