ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

大量絶滅

2015年06月23日 | 時事ネタ関連

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地球史上6回目の大量絶滅、既に突入か 研究」(6月22日、AFPBB News

 

世界は地球史上6回目の大量絶滅を迎えつつ在り、此れの約100倍のペース生物消滅が進んでいるとした研究論文が先週、発表された。人類早期死滅する可能性が在るとして警告している。

 

スタンフォード大学プリンストン大学カリフォルニア大学バークレー校の専門家等が率いた研究によると、地球では現在、6,600万年前に恐竜が絶滅して以降、最も速いペースで生物種が失われていると言う。

 

今回の研究に付いて、論文の共著者でスタンフォード大生物学部のポール・エーリック教授は、「地球が現在、6回目の大量絶滅に突入している事を示している。有意疑いも無い。」と述べる。研究者等は、米科学誌サイエンス・アドバンシズ」に掲載された論文を「控え目算出法」に基づく予測だとしているが、研究では人類も絶滅する種の1つとなる可能性が在るとしている。

 

研究は脊椎動物等、内骨格を持つ生物の記録や、化石等の歴史データ解析に基づき、「人類の活動が支配的になる以前の生物種の自然な消滅ペース」と「現在の消滅ペース」を比較した。

 

地球の45億年の歴史の中で発生した事象を人類は正確に知りない自然計数率(バックグラウンド計数率)と呼ばれる、こうしたを算出するのは難しい。

 

其の為、今回の研究で科学者達は、広く使用されている算出方法の倍の速度で、過去の絶滅速度を当て嵌めた。100年間で1万種の生物種の内2種類の哺乳動物が絶滅するとすれば、「前世紀の脊椎動物の平均消滅速度は、生物種の消滅に関する最も控え目な見積もりに依拠したとしても、人類の活動が無かった頃の最大114倍に当たる。」としている。

 

研究は既に脅威晒されている生物種を保護する為、生息喪失経済的利益の為の搾取気候変動等、生物種に掛かっている、そうした圧力を緩和する集中的な取り組みが早急に必要。だと呼び掛けている。

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ブログで過去に何度か取り上げているが、30年以上前に「生物が一日一種消えてゆく‐滅びの動物学」という本を読み、大きな衝撃を受けた。生物の絶滅ペースが、思っていた以上に速かったからだ。

 

「地球では現在、6,600万年前に恐竜が絶滅して以降、最も速いペースで生物種が失われている。」という今回の研究結果は、同様の衝撃を受けた。「人類も早期に死滅する可能性が在る。」という事で、解決策を真剣に考えなければいけないというのに、人類は相変わらず私利私欲追求汲々とし、不毛戦争が絶える事は無い。本当に情けない事だ。


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