“パニック映画の一場面”かと思った

「９月１１日」という日に、過去起こった出来事。「１９００年９月１１日：上野駅と新橋駅に、日本初の公衆電話が設置される。」、「１９３７年９月１１日：後楽園球場開場。」、「１９４５年９月１１日：ＧＨＱが、東條英機元首相等３９人を、戦犯容疑で逮捕する事を指令。」、「１９８０年９月１１日：埼玉県警が、富士見産婦人科病院の理事長を無資格診療の疑いで逮捕。（富士見産婦人科病院事件）」、「１９８５年９月１１日： ロス疑惑の三浦和義氏が、殴打事件で殺人未遂として逮捕される。」、「１９９２年９月１１日：日本プロ野球史上最長の試合が行われる。（阪神甲子園球場での阪神対ヤクルト戦。６時間２６分。）」、そして１９年前の「２００１年９月１１日」。

其の日、会社から帰宅した自分は、何時もの様に「ニュースステーション」を見るべく、ＴＶの電源を入れた。画面を見た瞬間、「あれ？今日は、『ニュースステーション』の放送時間が遅れているのかな？」と思った。ＴＶ画面には「超高層ビルに飛行機が突っ込み、爆発＆炎上しているシーン。」が映し出されており、「タワーリング・インフェルノ」の様なパニック映画の様に思えたからだ。とても現実に起きた事と思えなかった訳だが、良く画面を見ると、右端にメイン・キャスターの久米宏氏の姿が映っており、「現実に起こった事なのだ。」とゾッとしたのを、今でもはっきり覚えている。

其れから１５年後の２０１６年、懸賞で当選したニューヨーク旅行で、其の現場を訪れた。「『アメリカ同時多発テロ事件』で崩壊し、３千人を超える死者を出したワールド・トレード・センターの跡地“グラウンド・ゼロ”。」で在る。現場に立った時、当時感じた恐ろしさが改めて蘇って来た。