西川きよしが追放される！？

こんな記事が載っていた。吉本興業が重大な局面に在る時、特に会長が亡くなって間もない段階で、「長女の結婚会見に同席した西川きよしは非礼極まりなく、許せない。」と会長未亡人が大激怒し、彼の追放を図っているというのだ。真偽の程は闇の中だが、もしこれが本当なら吉本側の姿勢に疑問を感じる。

義理人情を重んじる芸能界（そういった事をしばしば声高に叫んでいる”芸能界の御意見番”が、自分と同事務所の女性タレントの問題発言に対して苦言を呈するどころか、「注目を”浴びる有”名人」と面白おかしく連呼するだけで敢えて触れない姿を見てしまうと、義理人情を重んじる世界というのが嘘臭く感じる。あの一件で、どれ程の人に迷惑が及んだかを考た時、”普通の神経”の持ち主ならば、ああいった発言は出ないと思う。彼女の出ているＣＭではないが、オツムの中も「もー悩み無用♪」というレベルなのだろうか？）に在って、「恩義在る人間の喪中に御祝い事とはとんでもない！」という事なのかもしれないが、だからと言って追放というのでは、元会長夫人という権力を笠に着た暴挙ではなかろうか？

嘗て角川書店の社長だった角川春樹氏や、先日逮捕されたコクド前会長の堤義明氏は絶対的な権力者として、一族の墓の掃除を社員達に命じていたという。

又、武富士では社員達に対して、日に３度、武井保雄前会長の”御真影”に敬礼する事を強いていたという。

こういったアナクロニズム的暴挙と、今回の吉本に纏わる噂話は似た匂いを感じてしまう。