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ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

人非人には死刑を!! Part1

2007年05月25日 | 時事ネタ関連
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被告人Fが、獄中から友人に送った書簡より抜粋】

(被害女性の夫で在り、被害女児の父で在る本村洋氏に対して)ま、しゃーないですね今更。被害者さんの事ですやろ?知ってます。ありゃー調子付いてると僕もね、思うとりました。・・・でも記事にして、ちーとでも、気分が晴れてくれるんなら好きにしてやりたいし。 知在る者、表に出過ぎる者は嫌われる。本村さんは出過ぎてしまった。私より賢い。だが、もう勝った。終始笑うは悪なのが今の世だ。ヤクザはツラで逃げ、馬鹿(ジャンキー)は精神病で逃げ、私は環境のせいにして逃げるのだよ、アケチ君。

無期はほぼ決まりでして、7年そこそこに地上に芽を出す。

犬が或る日、可愛い犬と出会った。そのまま『やっちゃった。』。これは罪でしょうか。

誰が許し、誰が私を裁くのか・・・。そんな人物はこの世には居ないのだ。神に成り代わりし法廷の守護者達・・・裁判官、サツ、弁護士、検事達・・・。私を裁ける者は、この世には居らず・・・。二人は帰って来ないのだから・・・。法廷に出て来て欲しいものだ・・・。何が神だろう・・・サタンミカエルベリアルガブリエル!唯の馬鹿の集まりよ!

(死刑判決を免れ、無期懲役判決が下った事に付いて) 勝ったと言うべきか負けたと言うべきか?何か心に残るこのモヤ付き・・・。 イヤね、つい相手の事を考えてしまってね・・・。昔から傷を付けては逃げ勝っている・・・。まあ兎に角だ。二週間後に検事の方が控訴しなければ終わるよ。長かったな・・・友と別れ、又出会い、又別れ・・・(中略)心はブルー、外見はハッピー、しかも今はロン毛もハゲチャビン!マジよ。
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1999年4月14日、山口県光市の社宅アパートで女性(当時23歳)とその女児(当時生後11ヶ月)が、排水検査員を装って居間に侵入した少年(当時17歳)によって惨殺された「光市母子殺害事件」。検察側及びこれ迄の判決が認定して来た事件の概要は、強姦目的で室内に押し入った少年は、女性を引き倒し馬乗りになって暴行を加えようとしたが、女性の激しい抵抗を受けた為、女性を殺害した上で強姦の目的を遂げようと決意。頸部を圧迫して窒息死させた。その後少年は女性を屍姦し、傍ら泣き止まない娘を殺意を以って床に叩き付ける等した上、首に紐を巻き付けて窒息死させた。そして女性の遺体を押入れに、娘の遺体を天袋にそれぞれ放置し、居間に在った財布を盗んで逃走。少年は盗んだ金品を使ってゲームセンターで遊んだり、友達の家に寄る等していたが、事件から4日後の4月18日に逮捕された。」となっている。

事件発生から約1年後の2000年3月22日、山口地方裁判所地検が求刑した死刑に対し、無期懲役の判決を下す。それを不服とした検察側は直ちに控訴するも、2002年3月14日に広島高等裁判所犯行時18歳と1ヶ月の少年は発育途上に在り、殺害に付いても計画性が無い事や不充分乍らも反省の情が芽生えている。事等を理由に検察の控訴を棄却したのだった。しかし冒頭の書簡により、反省の欠片も感じていない被告人の状況が明るみとなり、裁判は新たな動きを見せ始める。2006年6月20日、最高裁判所は検察の上告に対し広島高裁の判決を破棄し、審理差し戻しを命じる。少年犯罪に対して及び腰と言える我が国の裁判所に在って、この審理差し戻しは極めて異例な出来事で、それだけ「被告人のさは、少年だからという理由だけで看過す可きものではない。」という最高裁の強い意思が感じられた。

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